USサイドマーカー |
クルマを買った時から、けっこうやりたかったのがこのサイドマーカー。USDM仕様愛好家というわけではないんだけど、なんだか見た目的に好きなんですよね…^^;。
ゴルフ4の場合、北米仕様はバンパーもモールも専用品なので、そっくりフロントをUS化なんてのは非常に高コスト。いやいや低予算で…となると日本仕様のままモールに穴加工して取り付けってことになります。業者さんのブログなんかで、「加工取付できますよ」みたいな情報はいくつか見つかったのですが、実際どんな感じ?っていうの見つかりませんでした。(ま、当たり前か。)
ということなので、我流で試行錯誤しながらなんとか取り付けたので記事にしてみます。いまさらゴルフ4なんて需要なさそうだけど、加工が思ったよりうまくできたのでw
あ、実はマーカー自体も純正品ではなく、TYCという台湾製のものをebayで購入しました。送料含めても、日本でUS純正を買うよりもだいぶ安かったと思います。ぱっと見る限り、出来はけっこう良いです。
まず結論から言って、モールやバンパーの形状が違うので、US純正に準じた取り付け方(端っこのツメを引掛けてバネで固定)は基本的にできません。ですので、「モール&バンパーをカットして何かしらの方法(接着とか)で固定」というのがお手軽で現実的かと思います。
ではでは具体的な話。
まずはマーカー現物を測定して、CADなんかでカット用の型紙を作ります。これをラベル用紙に印刷。
モール端との相対位置は、写真を見てカンで決めちゃいました。マーカーの角はRが微妙だったりするのですが、3回くらい作り直したらだいたいフィットする型紙ができました。
型紙ができたら実際クルマに貼り付けて確認。だいたい良さそうなので次の工程へ。
カット用テンプレート | だいたいよさそう |
お次はいよいよカット。なんだかんだ言って、こういうカットは往年のミニ四駆方式?がベストかと。超音波カッターがあればあっという間なんですけどね…。ここまではモールをクルマに付けたままの方がやりやすいです。バンパーもモールも柔らかいのでとっても簡単に穴があきます。
穴あけ⇒切り取り | モールを外して加工 |
だいたい穴があいたらバンパーからモールを外して仕上げの加工。この時、モールは長くてしなるので表面を養生しておかないと傷だらけになっちゃいます。作業中は実際にマーカーを合わせてフィッティングを確認しながら進めました。で、コレがなかなかぴったりにできてテンションが上がりましたw
切り口はタッチアップ塗装するつもりでしたが、マーカーをはめてしまうと全然目立たないのでそのままです。
モール加工の仕上げ | ぴったりフィット |
マーカーにはツメがあるので、一応面の位置は決まります。ギュッとはめ込む感じの寸法に仕上げたので、そのままでも大丈夫そうなくらいですが、念の為軽く接着しておきます。純正はバルブ交換を意識してワンタッチで着脱できるように設計されているのだと思いますが、頻繁に外すものでも無いし、必要があればモールの隅ごと外すことで対応できるかと思います。そうそう、バンパー側にも”逃げ”が必要です。まあ見えないところですので適当でOK。だいたい左画像くらい逃げれば大丈夫です。
アップもOKですよ? | バンパー側の逃げ加工も必要です |
ということで冒頭画像のようにちょっぴりUS風味に完成です。なかなか存在感があるので、満足度は高いです^^ 今更ゴルフ4のマーカー加工を検討中の方(いるの?)の参考になれば幸いです。もちろん点灯もさせる予定ですが、それはまたそのうちに。