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PWアンプ修理

2010-01-25 | Z32の話-電装系
この21世紀に、パワーウインドウが動かないというのはなかなか寂しいもんです。
駐車場のゲートで、なんともいえない気分になります。
結構前のことですが、写真があったので紹介します。

結論から言うと原因はPWアンプのはんだ割れによる接触不良でした。
終わってみれば簡単なことなのですが、原因を調べている際にはちょっとばかりあせりました。というのも、整備要領書どおりにチェックをしていくと、アンプの導通は正常なのです。となると残るはレギュレータのモーター?
モーターの故障だと格段に面倒だし部品を買うとお金もかかる(新品はモーター単品で出ずレギュレータASSY)ので、参ったなと思っていました。

それでもあきらめ悪くググってみると、PWアンプのはんだ割れというのを書いているサイトがあったので、とりあえずあけてみることにしました。
アンプは運転席ドアの中にありますが、内張りを外さなくても、シートベルト下を外して内張りの隙間から外せます。
ぱっと見はバラせないような見た目ですが、ちょっとこじるような感じで分解できます(左写真)。で、あけてみるとはんだのクラックがあるのを発見したというわけです。
PWアンプのフタを閉めた状態で端子の導通はあったので、たぶん微妙に接触したりしなかったりしてて、アンプ単体では導通ありでもカプラをはめると断線、みたいな感じだったんだと思います。

PWアンプの中身(なんだかレトロ)はんだクラック発見

原因がわかればあとは簡単。割れてるところのはんだ付けをしなおしたら、普通に動きました。
以来2年ほど、問題なく使えています。やっぱり窓が動くって、良いことです(笑)

ヤフオクでPWアンプが意外と高値で落札されてたりするのを見ると、みんな結構壊れてんだなーと思うのですが、もしZ32で窓が動かない方はまずはPWアンプの中身を確認するといいと思います。案外簡単なことで直るかもしれないですからね。ちなみにアンプの新品は結構高いです。

古いFASTなので価格は参考までに

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1 Comments

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Unknown (斉藤雅義)
2022-11-02 22:26:29
素晴らしい!僕はPWアンプを外しましたがどうしても割れがみつけられません。
昔だったので中古ですぐに安く直せたのですが、今日そのアンプが死んだみたいでどうしようか迷っています。
直す業者さんは知りませんでしょうか?
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