HRDworld

 

ACコンプレッサ摘出

2010-12-06 | Z32の話-電装系
季節はすっかり秋…を通り越して冬ですが、エアコンの話題。
以前、エアコンをどう直すか?という記事を書いたのですが、実は結局そのままを直さず夏を過ごしてしまいました。まあ人間慣れれば何とかなります(笑) ただ、エアコンのありがたみもよくわかりましたし、もたもたしている間に季節がまた巡ってしまうといけませんので、とりあえずコンプレッサを摘出してみました。

コンプレッサは、ボルト使いすぎだろ!と突っ込みたくなるほどがっちり固定されています。しかも、なんと後ろ側から刺さっているボルトがあり、手探り状態でエキマニ付近からエクステを差込んでなんとかクリア。うーん、これはさすがに設計思想が理解できない…(-_-;)。
当初はラジエータのロアホースを外さないといけないかな?と思っていたのですが、結局アンダーカバーを外してスタビをずらしただけで取り出すことができました。こういう作業をすると、電動ファン化した恩恵を感じます。

エンジンルームより後ろ側からエクステを挿す

で、取り出したコンプレッサ。とにかくでかい!重い!です。
コンプレッサって、いつもプーリー付近しか見えてないけどこんなに大きいんですね。ブラケットもアルミの鋳物でかなり頑丈です。テンショナもスチールだし、コンプレッサ関係の重量はかなりのもの。コンプレッサが無くなったところはひろびろです。

コンプレッサとブラケットひろびろ空間

なんとか取り外しが出来たので、逆の手順でリビルト品を取り付ければプラン1が完了なわけですが、リビルト品を買ってキレイになっても寸法や重さは一緒ですもんね…。
なんだか自分の中で、

もうこんなでかいコンプレッサ付けたくない…

という思いがふつふつと沸いてきてしまいました^^;
よーし、こうなったらやっぱりプラン3の他車用コンプレッサ移植にチャレンジだ!?
どうなることやら…
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パワステ実験 その2

2010-11-07 | Z32の話-電装系
先日のパワステ実験の続きです。
とりあえず先回動くことはわかったので、今回は電流可変式の実験です。
10Ωの可変抵抗(2.5W)とロータリースイッチ(3接点)を用意しました。
LM317で簡単に定電流回路を組むと、抵抗にそれなりに電流が流れることになるのでちょっと大きめを選択。オーディオ機器っぽい?つまみは別売りです。アルミのつまみにしては破格の@90円でした(^o^)

ボリュームとスイッチ試作1号改

で、変更点は先回の試作1号にスイッチとボリュームを割り込ませただけです。
ロータリースイッチの3接点をそれぞれ
・コントローラOFF
・電流可変(ボリュームで調整)
・最大アシスト(ボリュームをスルー)
としておきました。
そうそう、試作1号は1/4Wの小さい抵抗を並べてましたが3Wの抵抗に変更です^^
スイッチとボリュームはむき出しだと操作しにくいのでケースに収めて、なんだか怪しげなスイッチボックスができました。その前に本体をケースに入れろよという突っ込みが聞こえて来そうですが…

調整幅はだいたい0.2~0.8Aくらいでかいので違和感ありまくりです^^;

LM317を使った定電流回路の電流値は、(1.25V / 抵抗値[Ω])となります。
今回は固定抵抗と可変抵抗を直列にしていますので、最大値は固定抵抗の方で決まることになります。
先回1.0Aくらいで実験して、軽すぎかなと思ったので最大は0.8Aくらいで良いかな?と1.5Ωの抵抗を用意しました。実測1.9Ωでちょっと焦ったのですが(1.25/1.9=0.65Aで低すぎるかなと)、電流の実測値は0.16~0.77A。抵抗の誤差ちょっと大きいような気もしますが(±10%って書いてあったけど大丈夫か?)、まあ結果オーライです(笑)

早速テスターを繋いだまま試走。ボリュームをぐりぐりまわすとハンドルの手ごたえが変わるのは面白いです(笑)
ちょっと走ってみた感じでは

・0.7Aあれば駐車場でもそれほど苦にならない
・0.5Aくらいあれば街中OK
・0.4Aくらいになると手ごたえはけっこうしっかり
・0.2Aくらいだと、もうOFFとあんまりかわらない

ってな印象を受けました。
意外とちょっとの変化でフィーリングが変わるもんだなあという感じです。操舵力の変化はソレノイド電流に対してリニアというわけではなさそう。とりあえずはもう少しこのまま色々いじりながら様子を見てみます。

ただ、スイッチをいじりながら乗るのはめんどくさいですね(笑)
やはり最終的には普段は速度感応、任意でOFFができるような感じにしたいと思います。

<追記>
その後スイッチをパチパチ切り替えながら走っています。
ちと面倒ですが特に不具合なく安定してます。駐車場ではMAXで楽ちんです。
でもこれ、定電流回路じゃなくても良かったような。こんな大きな抵抗使う必要もなかったな(´・ω・`)
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コントローラの故障とパワステ実験

2010-10-31 | Z32の話-電装系
掲示板の方でも少し話題が出ましたが、パワステのコントローラが壊れたためコントローラを外して擬似重ステ?な状態でしばらく乗っていました。油圧は掛かっていますのでアシストは有りますが、速度感応の制御が一切なくなりEPSソレノイドによる絞り部が全開の状態だと思われます(たぶんZ32のEPSで一番重い状態)。

こんなことを書くと、またビンボーくさいことをやって…ちゃんと直せよ!と思われそうなんですが、これがですね、案外悪くないんです。もともとZ32のパワステは軽すぎてフィーリングがあまりよくないと感じていたのですが、さすがに重ステ化しようという気にはなりませんでした。そこへいくとこのコントローラ取っ払い状態は走り出せば適度に重くて案外良い感じ。もちろん低速域では純正よりもだいぶ重いわけですが、正直、気になるのは狭い駐車場での切り返しくらいなんです。

EPSコントローラEPSシステム図(Z32HICAS無し 整備要領書より)


コントローラ出力電流-車速(Y31後期)
この時期の日産EPSに関して、こちらのページにまとめられています。このページはY31シーマに関するサイトのコンテンツですが、同世代のため構成はほぼ同じで、おそらく制御方法も同じと思われます。ピンアサインも同じです。
EPSソレノイドは一般に比例ソレノイドと呼ばれる類のもので、電流値に応じて変位します。パワステの場合はコントローラが出力する電流値に応じてEPSソレノイドが絞りを調節し、フルード流量を制御しているというわけです。
そしてのプログラムは…というと、右のコントローラ出力電流-車速グラフのように、停車時に最大(1.0A程度)、車速が上がるにつれて下がっていき、約170km/hで最小値となります。この図は先述のY31のサイトからの引用ですが、おそらく出典はY31の整備要領書もしくは新型車解説書等だと思われます。

コントローラ出力電流-車速(Z32 英語版マニュアルより)

なぜかZ32の整備要領書にはこれに相当する図がありません。おそらく似たようなものだと思いますが…新型車解説書をお持ちの方、もし載っていたら教えてください。→コメント欄で教えていただいた英語版マニュアルの図です。Y31と似てはいますが、少しセッティングが異なるようです。Y31に比べて電流値を早めに下げてフィーリング重視ということなのか…な?


で、EPSソレノイドが電流で制御されているということは、ここに任意の電流を流せばパワステのアシストを任意にコントロールできるのでは?と思ったわけです。スイッチひとつでパワステオンオフ…なんか楽しそう(笑)
というわけで、とりあえず実験してみました^^

試作1号カプラはリサイクル

試作した回路はとても単純で、3端子レギュレータLM317を利用した定電流回路です。
抵抗がたくさん並んでいるのは容量の大きな抵抗が無かっただけです(^-^;) ソレノイドには1A程度流すため、それなりに容量が要ります。レギュレータにけっこう発熱するのでヒートシンク装備。また、運転席からオンオフできるように配線を伸ばしてスイッチがつけてあります。車両との接続カプラは壊れたコントローラから外してしまいました。おかげでクルマにはカプラーオンです。



ではでは実験。テスターで計測しながらテストです。
まずはキーオンで電源をいれます。お…電圧6Vくらい、電流1Aくらい。良い感じ!
ではではエンジンをかけて、ハンドルを据え切り!
…おおー!軽い軽い!!

実験はドキドキPOWERST-SW ON!!

ひとまず実験は成功です(^o^)
慣れもあって、こんなに軽かったっけ??と思ってしまいました。
とりあえず1A程度でやってみましたが、車庫入れとはいえもう少し控えめの方がやりやすいかも。まあこれはいろいろ試してみます。とりあえず動くことがわかったので今回はおkです。

ひさしぶりに軽々パワステに乗ってみて、やっぱり極低速域はこっちのが楽だな~と思う反面、少し走り出せばスイッチOFF状態で十分、というかそっちのが好みなことも改めて確認できました。やはり、ある程度は手ごたえがないと…
ただ、完全手動でON-OFFっていうのはちょっと面倒なので、手動でON、すこし走って(20km/hくらい?)OFFってな感じに出来るといいんじゃないかな~?などと考えています。

実験その2に続きます。
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電動バックドアオープナー

2010-08-29 | Z32の話-電装系
Z32には必須の社外キーレスですが、私は中華キーレス代表格(?)のFAI-820というのを使っています。3000円台で買える安さですが、機能は意外と充実していてトランクオープナー用出力もついています。
リモコンでバックドアが開けばお買い物のときなどに便利ですし、せっかくなのでこれを生かしてみることにしました。

バックドアはもともと運転席レバー、ガーニッシュのキーシリンダの二通りで開錠できますが、これはロックのレバー状の部分をそれぞれ運転席からのワイヤ、キーシリンダからのロッドで引っ張っています。
そこで、反対側からこのレバーを押す方式ならドアロックモーターでシンプルにに電動化できるんじゃないかな?と思ったのが今回の工作のきっかけです。実は以前ワイヤー式で電動化しようと思ったこともあったのですが、無いと困るわけでもないので途中でめんどくさくなって放置していました(笑)

今回使ったのは以前何かの車につけていた使い古しの汎用ドアロックモーターとあり合わせの端材です。
よくある汎用のドアロックモーターにスプリングを付け、自動で戻るようにしてあります。先端のアタッチメント?がロックレバーを押す部分です。リレーや配線もひとまとめにしておきました。ありあわせなので見た目は悪いですが、バネ(70円)とM4のビス(100円)を買っただけで安上がりにできました^o^

バックドアロックはこんな感じドアロックモーター改

取り付けてみるとこんな感じになりました。
デジカメさんに覗き込んでもらってもイマイチうまく全貌が見せられないのですが、図とあわせて想像してください(^_^;)
覗き込まないと見えない場所なので寸法を測ったり位置の調整するのに疲れましたが、なんとか収まってよかったです。小型のモーターならもっとすんなり行きそうな気もします。

取付け状態のぞき込んでみた図

ところで、FAI820のオープナー出力というのは「リモコンのボタンを2秒以上長押しすると1秒間アースに落ちる」という設定になっていますが(説明書より)、この「1秒」というのがちょっと長いです。開錠自体は一瞬なので、「ガチャ(開錠)…(無音1秒)…ガシュッ(モーター戻り)」って感じでモーターに悪い気もするのでちょっと改善したい点。タイマを入れれば出来ると思いますが、これはまたそのうち。

いざ使ってみると、やっぱり便利です^^
これでガーニッシュの鍵穴は必要なくなりましたので、ここにバックカメラを埋め込みたいと思います(嘘)
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LED加工フォグ取付け

2010-08-15 | Z32の話-電装系

画像は青み3割増でお送りしております
謎のすき間にLEDを入れたフォグの点灯画像を撮りましたのでアップします。ちょっと雰囲気が変わって良いかな?暗いところで撮ったので普通にフォグが光っている感じでかなり明るそうに写っていますが、実際はそうでもないです。とはいえ、普通の車幅灯よりは被視認性は良いと思います。

ところで、画像を見て「オレンジの車幅灯と同時につけて良いのか?」と思われた方もいるかもしれません。この点は私も少し調べましたのでそのことを少々書きます。

もともと、ウインカーポジションの記事で書いた審査事務規定に従ってこのフォグランプ内のポジションランプは抜いていました(詳しくはリンク先の記事参照)。しかし、規定には「その他の灯火」なるものがあり、これは300cd以下の灯火は車幅灯などの規定は適用されず、(車両前面の場合は)赤色でなければ、白でも青でも、また昼夜問わず点灯してもかまわないというものです。そして、いわゆるLEDデイライトの類はこれに該当するという見方が一般的なようです。
※ポジションランプに連動してON-OFF出来る場合は「車幅灯」と判断される場合もあるようです

今回のLEDスペックは一本あたり10000mcd/20mA程度のごく一般的なもので、これが12本なので最大でも120cd程度(って単純に合計して良いのか?よくわかってないのですが、事務規定に「合計」などの表記があるので…)。電流にはマージンをとって8割程度にしてあることや、レンズの拡散によりでcd値はもっと下がっている(cd値は一点で測定するため、拡散すると値が下がるようです)と思います。

ということで、今回のフォグ端のホワイト灯と、ウインカーポジションのオレンジ灯とが同時に点灯していても問題なしと思われます。さっと見た限り審査事務規定で取り付け位置について詳しく書いてあるところが見つけられなかったのでですが、このサイトによると外側から40cm、地上高25cm以内とこのこと。ただし車幅灯にももちろん取り付け要件(現行:外縁が外側から400mm以内、下縁0.35m~上縁2.1m)があり、もともとポジションランプがある部分だから余裕でクリアと思いきや…これが案外ギリギリ。っていうか高さがアウト?なんですが、実は平成17年以前には取付け高さの下限の規定が無いのです。ほっ(^-^;)

参考サイト等
審査事務規定 4-82 その他の灯火等の制限(PDFファイル)…自動車検査独立法人サイトより
 ※Z32の場合は「平成17年12月31日以前に製作された自動車」にあたるので従前規定4-82-7が適用
DAY LIGHTTOY's PAGE 3 ストリーム部屋内のページ
 ※いくつかの陸運支局に直接照会した結果が公開されています
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LEDデイライト内臓?フォグ

2010-07-25 | Z32の話-電装系
Z32のポジションランプはフォグランプに同居しています。
このポジションランプをLEDにしようとしてT10バルブ型のLEDに変えると、フォグランプの熱で結構短い期間でダメになってしまいませんか?私は以前T10型のLEDもいくつか自作していたのですが(こんなのとか)、期間の差はあれどどれも不点灯になってしまいました。
一方、フォグの両端には樹脂カバーが付いている部分があります。外側は光軸調整のためのネジを回すために穴が空いているのですが、内側の端は特に何も無い空間にカバーが付いているだけです。
というわけで、ここにLEDを入れてみることにしました。


カバーを外した状態(ミラーシート貼り済)基板をカットして検討中…


ミラーシートを貼ってLEDをはんだ付けはずかしいですが裏側


ぴったり収まりました微妙~に見えるのがおしゃれ?です


点灯確認OK

と、こんな感じでデイライト風?LED照明ができました。LEDはごく普通の5mmタイプですが、片側12本で全部前を向いているのでそれなりに明るいです。これならフォグの熱にやられることも無いでしょう。たぶん。
ホントはクルマに取り付けてからアップしようと思ったのですが、諸々の事情でまだつけてないのでとりあえず単品でアップです。→とりつけました
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エアコン修理に悩む

2010-07-11 | Z32の話-電装系

冷房のしくみ
掲示板にも書き込みしましたが、ちょっと前からエアコンが不調になり修理を検討しています。暑いので早く直したいのはやまやまなのですが、3つのプランがあり、どうやって直そうかといろいろ考えています。プラン3を選ぶと時間がかかりそうなので、やっているうちに涼しく…なるかも?

◇プラン1【そのまま直す】
リビルトコンプレッサとレシーバードライヤー交換(R12もしくは代替ガス)
もっとも妥当な方法。リビルト品は30000円程度からあるようです。交換作業は自分でやり、真空引きとガス入れをやってもらって予算は5万円くらいでおさまる感じでしょうか?

◇プラン2【レトロフィット】
プラン1+レトロフィットキットでR134化
Oリングを組み替えるのが一般的みたいですが、ケミカルのみという製品もあるようです。レトロフィットには諸説あるようですが…

◇プラン3【最新コンプレッサ移植】
最近の軽自動車などの小型コンプレッサ移植で低抵抗化・軽量化・R134化!
もちろん最低限ブラケットの自作や加工、配管の製作が必要になります。


プラン1と2はまあ普通なんですが、禁断のプラン3があるのでいろいろ考えてしまいます(^o^;)
なぜプラン3が出てきたかというと…L250のミラ(ターボ)に乗っている兄が、
「エアコンのON-OFFなんて、パワーやレスポンス的には気にならない」
と言うのです。昔は軽といえばエアコンをONにすると一気にパワーダウンするというイメージでしたし、それなりに排気量のあるZ32でもコンプレッサON-OFFでは、はっきりレスポンスの違いを感じていましたが、現代はどうも事情が違うようです。
こんな話を聞くと、今さら古い設計のコンプレッサを買うというのもしゃくだな…などという考えが浮かんできます。ベルトも掛けていない今の状態のレスポンスは結構気に入っているので、余計に考えてしまいます。現行車種のコンプレッサが移植できれば…と、プラン3が出てきたというわけです。
そんなことできるのかな~といろいろ調べてみると、どうも出来なくはなさそうです。車種は全く違いますが、実践されている方もいます。

冷媒の違いによって異なるのは、①コンプレッサ、②各所接続部のOリング、③レシーバー、④エキスパンションバルブの4点が主なようです。逆に言うと、これをクリアすればクルマの配管などをそのままに置き換えることも可能ということになりそうです。
コンプレッサを他車種から移植し、Z32の配管に接続するということは全く仕様の違うホースが必要になりますが、高圧ホースをワンオフしてくれるところというのは案外あります。たとえばここでは仕様の異なる改造ホースも「見本があれば製作OK」ということになっています。値段もかなりリーズナブルで、純正より安いんでは?と思うくらいです。
また、Z32にはR134モデルがありますので、レシーバーやエキパンもR134仕様の部品があります。また先ほどの会社ではエバポレータの製作なども請け負っています。
それにレシーバーやエキパンはレトロフィットなどでは変えない場合もあるようなので変えなくてもそれなりに効くのかもしれません(どのように仕様が違うのかいまいちわかっておりません)。

とりあえずヤフオクで軽のコンプレッサを色々みてみると、軽自動車というのは新車でもガンガンぶつけられて廃車になっていくのか、走行2000kmの解体部品なんていう信じがたいものがあったりします。
そんな中、ちょっと見た感じではMH21or23ワゴンRのコンプレッサがVリブド仕様でなんとなーーく形状的にZ32のものに似ているので良さそうな気がします。寸法もわかりませんので勘のみなのですが…

…どのコンプレッサを選んでも取付けにはそれなりに加工が必要になるでしょうし、仮に本体がうまく取り付けられでも配管のレイアウトができるかという問題や、プーリーの違いによる回転数の問題がでる可能性も大いにあります。
そんな変なこと考えてないで早く直せよ…とも思うのですが、これが実現できれば低抵抗化・軽量化・R134化が一気にできて万々歳!?なエアコンライフが送れるかと思うとチャレンジする価値はあるんではないかともう一人の自分がささやいており困っています(笑)
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LEDフロントウインカー

2010-07-03 | Z32の話-電装系
以前掲示板の方にも投稿しましたが、LEDウインカーが一応出来ました。
レンズの凹凸模様があるので点灯しないとわかりませんが、光り方や点滅のキレのよさはLEDならではです。

LEDフロントウインカー点灯テスト

ではでは、製作過程を紹介します。
ライト系の改造は何はともあれ“殻割り”をしてレンズを外すところから始まります。温めてシーリング剤をやわらかくしてはがすわけですが、全体を満遍なく温めるのは「ダンボール炉」が簡単です。炉といっても段ボール箱にヒーター(と言う名のドライヤー)を差し込む穴をあけただけのもの。10分くらい置いておくと良い感じに温まります。このとき素手だとやけどしますので手袋必須です。熱湯方式も試しましたが、私としてはダンボール炉の方が良いと思います。

シーリング剤が十分温まったら取り付けビス穴のあたりのスキマからヘラでこじれば良いのですが、このとき注意したいのがこじる方向です。レンズは先端側が図のような角度ではまっているので、ビス穴側から無理に開くと割れます。ある程度開いたら先端に押し出すように引き剥がすのがコツです。1枚割って学びました(^-^;)

ダンボール炉開きすぎ注意

レンズが外れたらオレンジの内部レンズとリフレクタを取り外します。これは樹脂の溶着でつけてあるので半田ごてで熱すると取れます。ちょっとくさいです。レンズだけ取ればフルクリアになりますので、単にクリアウインカーにしたい場合はここで戻せば出来上がりです。

分解状態リフレクタとレンズ

続いて基板をカット。内部形状とぴったり同じ形にすれば一番良いのですが、このウインカーは内部があんまり見えないので今回は簡単な形状してみました。隣にある細長い基板はサイド部分を光らせるためです。

基板が出来たらLEDの配置や数を決めます。
今回使用したLEDは秋月電子で購入したもので、安価な5mm砲弾型なのに最大100mA流せて半減角60°で18000mcdという珍しいタイプです。それなりに発熱があるので、足がちょっと太くなっておりヒートシンクの役割をしているとのこと。
LED回路の話などは解説しているサイトがたくさんあるので割愛しますが、実はずいぶん前からこのLED(4本)を使ってT10バルブを作ってサイドウインカーにつけていました。そろそろ2年くらい使っているので信頼性もそれなりにありますし、明るさも本来5Wの部分に4本で十分でした。この経験からウインカーの21W代替には4,5倍あれば十分かな?とあたりをつけていたことと、黄色LEDはLEDの定格電圧が2.2V程度のため12V車では4本直列が都合が良く、LEDの総数を4の倍数にしておくと楽だな~…ということなど色々な事情で、メイン26本、サイド6本の合計32本としました。
レイアウトが決まったらミラーのカッティングシートを貼ってLEDを半田づけして行きます。

基板カット今回使用のLED

地道な作業…基板できあがり

基板ができたらを本体に組み付け。基板の固定方法にも悩んだんですが、結局メイン基板はプラケットを作ってビス止めする方式にしました。サイドは小さいのと、下地が平面なので接着です。

基板をとりつけましたの図小さいビスにはネジロック剤必須

配線が済んだら点灯確認して、問題なければレンズを戻して完成です。
このシーリングにもライトカスタムの先駆者さんたちがいろんな試行錯誤が繰り返されてきたようでネット上にもさまざまな情報がありますが、私は純正のシーリング剤を再利用してしまいます。汚れた部分などは切除して、冷えたまま良い感じに整形(ここ重要)したら先ほどのダンボール炉で温めて圧着します。過去に2度ほどヘッドライトをこうやってシーリング再利用で組み立てているのですが、案外これで問題なく使えていますので今回もこれで様子見です。
配線は、端子を元のバルブと同じ口金にしてあるので純正ハーネスでOKです。

加熱してクランプで抑えるハーネスはそのまま

ところで、ウインカーをLEDにすると消費電力の違いから、いわゆるハイフラ現象がおきますのでウインカーリレーをICリレーに交換する必要があります。Z32の場合はCF13というタイプがカプラーオンでポン付けOKでした。
抵抗を入れるという方法もあるようですが、LEDの消費電力の小ささの意味が全くなくなりますし、抵抗もタダじゃないのでICリレーが良いかなと思います。当然ですが、これで球切れがあってもハイフラにならないのでマメに点検しましょう(^o^)

この画像だとLED優勢?!ウインカーポジション減光状態

と、こんな感じでとりあえず試作1号ができました。
実際に見るとやはり独特の点滅に自己満足して、ついついキーレスでロック・アンロックを一回余分にやったりしてしまいます(笑)
そうそう、私はウインカーポジションにしていて、キットが古いverなのでメーカーの説明だとLEDでは機能しない場合もあるとのことでしたが、ちゃんと機能しました。トータルの抵抗値によるのかな?と思いますが助かりました。

掲示板にアップした比較動画を見ると微妙に電球に明るさで負けている感があるのでちょっと悔しいのですが、問題になるような暗さではないですので次回までの宿題ということで…実はテールの方も作りかけで長らく放置しておりますので、ウインカーのリベンジはたぶん後回しです^^
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バッテリー交換

2010-02-20 | Z32の話-電装系

寒い日にはご用心
ある寒い日、スターターが回らなくなりました。
ギリギリまで一発始動していましたが、いきなりの9.8V。これじゃあかかりません。まあでも五年くらい使ったので寿命を全うしたとは思いますが、クルマもバッテリーが無いとただの鉄の塊になってしまいますのでバッテリー購入。オークションで探したところACデルコのMFで送料込み8,560円というのがあったのでこれにしてみました。お店で買ったらMFじゃない普通のやつでも買えない値段だと思います。

単なるバッテリ交換とはいえ、しっかりひと手間かけさせるのがZ32です(笑)。
まずはカウルトップの左側を外しましょう。これまたクリップが割れやすいですが、割れやすい丸いほうは5個で170円なので何かのついでに買っておくといいと思います。私は買ってませんでした(-_-;)

それとプラス端子が腐食していましたのでキレイに。これはお湯で溶けるとどこかに書いてあったので試してみました。ビンに熱湯を入れて端子をつけてみると、こびりついた白い粉がみるみる溶け出しました。これは楽です。

あ、バッテリを載せる前に奥側のロッドは先にフックにかけておかないとやり直す羽目に合います。ひさしぶりなのでやってしまいました(笑)

ところで、バッテリはM6のロッドとナットで固定するわけですが、このナットって締めにくくないですか?板ラチェとかあれば苦にならないのかもれないですが、私は手締めのノブに変えています。
これはスーパーノブという製品で、ナットやボルトを入れて手締めのノブに出来るというものです。本来こんな風に貫通はしてないのですが、カッターでちょっと小さめに穴を開けるとナイロンロック効果もある(?)貫通ノブができあがります。手締めとはいえ、今のところ緩むようなことはありませんので気に入っています。

ともあれ、これでしばらくは安心かな。本当はかからなくなる前に定期的に交換したほうが良いですね。
お湯が毒々しい色に…走行距離シールは9万9千までしかありません(泣)
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ASCDスイッチ取付け加工

2010-02-06 | Z32の話-電装系
ASCDの移植の際にやったコラムカバーの加工の記事が書いてあったのに埋もれていたのでアップ。
樹脂部品への穴あけ加工はミニ四駆世代には懐かしい作業!まだデジカメ持ってませんでしたのでケータイ写真です(^-^;)

ASCDの操作スイッチ(SET、RES、CANCEL)は本来ステアリング上にあります
当然、配線はステアリングの回転を許容するために工夫がしてあります(ホーンの配線ような、円形の端子に接触しているあんな感じのやつです)。完全移植にはコラムもボスも専用品になりますが、すでにステアリングは社外品ですので純正の再現にはこだわりません。
ということでどこかほかの場所に設置しなければなりません。

いろいろ場所を考えましたが、見た目スッキリ、操作もしやすく、となるとやはりハンドル近くが良いかと思います。結局コラムカバー上に設置することにしました。
ここであればステアリングのスポーク間からスッと手を伸ばすことが出来ます。

場所を決めたら早速加工します。穴あけは懐かしのミニ四駆方式(!)です。
外してきたコラムカバー(上)です。



大体この辺につけようと思います。



穴あけに使うタミヤのピンバイスは小学生の時からずっと使っています。我ながらすばらしい物持ちのよさです(笑)
当時小学生にしては割と高い買い物だった記憶がありますが、これだけ使えば安いもんです。



はい、穴があきました。



これを整えて…



はい!出来上がり!お、結構良いじゃん。



とまあ写真では3分クッキング並に一瞬で出来てますが実際にはヤスリとカッターでしこしこ削って合わせて削って合わせてです(^-^;)
ちょっと削りすぎちゃいましたがまあ細かいことは気にしないことにします。
写真を撮り忘れましたが、スイッチは裏側からビス留めしてあります。
接着とかじゃ後で困りますからね。
表面に突き出さずに裏からビス止め。この辺が小さなこだわりです。

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