ワイン農家のつくりかた~Natan Weinberg

”ワインと人生を共にしたい人”が行き着きたい場所へ手ブラで向かって足掻いてる模様

何故ワイン造りに?

2016-03-12 12:51:30 | 日記
よく聞かれます。

「なんで造る方に行きたかったの?」

まとめて「簡単に言えば、愛してるからです」
なんて答えてますが…


奈良でソムリエをしている頃、いつかイタリア・トスカーナのブリケッラ農園(http://www.bulichella.it/ja/)で働きたいと思っていたのです。

ブリケッラ農園では、さまざまな事情に苦しむ子供たちや、麻薬中毒患者や服役中の人も受け入れ、農作業などを通して心身を回復する手助けを行っていて、日本の教育制度や家族の歪みが生み出した不登校、引き篭り、中途退学の青少年をイタリアで引き受け、再出発に愛と情熱をかけるプロジェクトも行っています。


15からしていた仕事でも行き着くところは“そこ”にあり、「ワイン」という仕事に転じても“そこ”を目指している私は、そのブリケッラ農園に人生の形を見たように思いました。


『社会還元』なんて、凡人の私が大それた願いを持つもんだと自分でも思いますが、
それでもご縁があってたどり着いた場所は、お遍路の国 四国。
慈悲深い文化が根付く国です。

夢を叶える場所をこことしたわけですから、あながちスタート地点間違ってないのでは?と思ったり…
白髪まみれのシワクチャになった頃には、『人生の仕上げ』に入ってたいなと幻想みてます。


なので…
造る人になりたいんですよ(笑)


ね?
長いでしょ?
だからまとめていつも
「簡単に言えば、愛してるからです」
です(笑)