上澄みを取り最終作業です
(いわゆる「瓶詰め」の段階)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/e8/8db80b9846e1f33b29cb7d974779ecd3.jpg)
沈殿している澱の上澄みをサイフォン方式で取り出します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/84/f4d9bfc35343f33e84d08b89bf4df13c.jpg)
取り出したワイン
a,ワイン酵母、補糖 亜硫酸あり、alc12程
b,ワイン酵母、他無添加、alc8程
c,led清酒酵母、補糖 亜硫酸あり、alc9程(残糖あり)
色からして違いがありますね
さてこの三種ですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b4/411c9479beca4f7d5a7e3ad7aa5ae354.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/f9/07b8068e4fc1bd7fa8947233b8bd0546.jpg)
(以下、実際の色合いと写真では少しズレがありますがご了承ください)
a
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/2e/33cad10261a6656bc8c191572f4350fe.jpg)
エッジに青みがかった透明度の高い明るいルージュ
香りは控えめで、フレッシュなブルーベリー、アプリコット、紫蘇
シロップ漬けした若いさくらんぼ、雨に濡れた若木
味わいは優しい果実味に大豆や穀物の甘味、全体に広がり行き場を探るような酸。
…まとまりがなく口内で一気に広がり花咲も解散も疎ら(笑)
b
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/7e/ce9ec677396d693f9649dddc8b9fd93c.jpg)
オレンジがかった朱色、深みのあるルージュ
香りはハッキリと黒葡萄そのもの、色付いたピオーネや巨峰の皮、ブラックチェリー、低木の皮
素直な味わい。旨味、果実味、酸味、深みなど全て小さく臆病に弱くひとまとまりになった丸い滴が、そのまま体内に落ちる感覚。まさに生まれたての、未熟で、生命力が解かれず戸惑ったまま流れ込む。
c
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/35/aba46045fb214da989e0dfed3131be2d.jpg)
紫がかった濃いルージュ
香りはとにかく硫化臭が残りなんとも…
味わいとしては残糖量から口あたり良くあるものの、硫化臭がどうしても消えず前に立ち受け入れ難い…
一応料理を合わせるなら
a,塩とオリーブ油のみのトマトスライス又はカプレーゼ
b,酒蒸しした2枚貝や甲殻類
c,×
と、以上、どれも香りを捉えきれない。それぞれが、掴もうとする手前で逃げるように主張しない。
今年は全く『データ取りの試験』だった為という言い訳から、“葡萄と私の本当の関係性”を生み出せない結果となりましたが、貴重な勉強になりました。
きちんとした数字分析は、また追ってご報告します。
にしても…試験場外へ持ち出せず“破棄”というのは心苦しいもんですね(>_<")
来年は皆様に御披露目出来るよう、この時期からも益々葡萄達と絆を深めていこうと思います‼️
(いわゆる「瓶詰め」の段階)
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沈殿している澱の上澄みをサイフォン方式で取り出します
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取り出したワイン
a,ワイン酵母、補糖 亜硫酸あり、alc12程
b,ワイン酵母、他無添加、alc8程
c,led清酒酵母、補糖 亜硫酸あり、alc9程(残糖あり)
色からして違いがありますね
さてこの三種ですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b4/411c9479beca4f7d5a7e3ad7aa5ae354.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/f9/07b8068e4fc1bd7fa8947233b8bd0546.jpg)
(以下、実際の色合いと写真では少しズレがありますがご了承ください)
a
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/2e/33cad10261a6656bc8c191572f4350fe.jpg)
エッジに青みがかった透明度の高い明るいルージュ
香りは控えめで、フレッシュなブルーベリー、アプリコット、紫蘇
シロップ漬けした若いさくらんぼ、雨に濡れた若木
味わいは優しい果実味に大豆や穀物の甘味、全体に広がり行き場を探るような酸。
…まとまりがなく口内で一気に広がり花咲も解散も疎ら(笑)
b
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/7e/ce9ec677396d693f9649dddc8b9fd93c.jpg)
オレンジがかった朱色、深みのあるルージュ
香りはハッキリと黒葡萄そのもの、色付いたピオーネや巨峰の皮、ブラックチェリー、低木の皮
素直な味わい。旨味、果実味、酸味、深みなど全て小さく臆病に弱くひとまとまりになった丸い滴が、そのまま体内に落ちる感覚。まさに生まれたての、未熟で、生命力が解かれず戸惑ったまま流れ込む。
c
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/35/aba46045fb214da989e0dfed3131be2d.jpg)
紫がかった濃いルージュ
香りはとにかく硫化臭が残りなんとも…
味わいとしては残糖量から口あたり良くあるものの、硫化臭がどうしても消えず前に立ち受け入れ難い…
一応料理を合わせるなら
a,塩とオリーブ油のみのトマトスライス又はカプレーゼ
b,酒蒸しした2枚貝や甲殻類
c,×
と、以上、どれも香りを捉えきれない。それぞれが、掴もうとする手前で逃げるように主張しない。
今年は全く『データ取りの試験』だった為という言い訳から、“葡萄と私の本当の関係性”を生み出せない結果となりましたが、貴重な勉強になりました。
きちんとした数字分析は、また追ってご報告します。
にしても…試験場外へ持ち出せず“破棄”というのは心苦しいもんですね(>_<")
来年は皆様に御披露目出来るよう、この時期からも益々葡萄達と絆を深めていこうと思います‼️