ワイン農家のつくりかた~Natan Weinberg

”ワインと人生を共にしたい人”が行き着きたい場所へ手ブラで向かって足掻いてる模様

畑任せ中

2017-06-21 13:20:53 | 日記
6月2日から不在の私。
8月までは作業を任せてお願いしてまして…
度々電話の画像中継によって指示させてもらってます


ニョキニョキ元気そうですが

心配していた黒とう病とベト病は、未だ健在で心配です。

特にベト病はやはり広がっており、実が白くなってしまってるものが多々あるそう…

その他
実がブリブリ元気に見えても
スステン病ですかね…黒とう病とは違った黒い斑点があります。

山の畑は少し苦戦…
実は夕方に陽はまだ登っていても間近の山に遮られ、日照時間が短いのです。
太陽は自然の殺菌効果がありますが、なかなか長く拝めないのが現状…
来年からは梅雨までにシートなどを利用し、反射光を考えようかと思っております。

いずれにせよ、このままでは来年の醸造は無理です。


花園のピノ・ノワール、リースリングリオンは健全で元気。
害虫や病害は見当たらないようです。

花園地区はものすごい日照と、強いぐらいの風に恵まれてます。

このまま本格的な梅雨入り…

心配は残りますが、代理でお世話して頂けてるのでひとまず安心してます。

黒とう病

2017-06-02 14:19:41 | 日記
甲斐ブランに黒とう病が出てます


この近辺6本にひどく見受けられました。

明日から私は1ヶ月半不在なので
来週早々代理人に対処してもらいます。


今日は朝6時半から作業
昨夜の嵐、明けまで続いた雨で湿度はすごい
気温は最近の日中より10℃以上低い

この空気を感じることが出来て早起きで得しました😄


甲斐ブランの作業をしていると思う
「難しい…」
甲州の性質か樹勢は強い。くせにピノ・ブランの性質か体が弱い。

強気で衝動的なのにめちゃくちゃガラスの心な女の子って…扱いにくいですよね(笑)そんな感じ(^_^;)


虫にもよく狙われてます
ひどいでしょこれ。
葉や先の成長点から2・3節下まで食べられ只の棒のよう

今年こそ体勢を整えようと思っていた枝も、短く食べられ…プリッツか!!

とにかく食べられ方がひどいのは、やはり新梢の柔らかさと繊細さ、弱さ。
ちょっと力を入れてしまうとポキッと折れちゃう“筋の無さ”もあるのかな。
そんなプリッツ枝にも
実をつけているものがあって
副梢を伸ばし新しく進んでる枝を見ると、少し心救われます


ところで…
こんなやつおったんですが…

これ、カミキリ虫ぽい触角に顔…
カミキリ虫系なんですかね?
どうなんですかね??
こわいです((((;゜Д゜)))