Ｙ様邸新築工事 ～大黒柱～

今日は、Ｙ様邸の大黒柱について書きたいと思います。

下の写真の右側に見える太い柱がＹ様邸の”大黒柱”です。
（傷がつかないように、保護シートで養生してあります。）
木材の種類は”桧”（ヒノキ）で、サイズは”７寸”（約21cm）あります！デカッ！！

初瀬製材所の場合、通常の柱は４寸（約12cm）なので、通常の柱と比べると
倍近く大きいです。う～ん、さすが大黒柱、Ｙ様邸を宜しくお願いします！

ちなみに、”大黒柱”の由来は、昔の日本家屋の多くは地震対策の為に、
台所付近に太い柱が立ったため、厨房の神様である”大黒天”になぞられて、
家を支える柱＝大黒柱となったと言われているそうです。

写真の左側に見える柱は床柱です。木種は”紫鉄刀木”（ムラサキタガヤサン）
です。字からもイメージできるように、硬いです、とにかく硬い。
ので、非常に加工が難しい木として知られています。

補足！鉄刀木（タガヤサン）は三大銘木の一つとされています。
　　　　ちなみに他二つは、紫檀（シタン）と黒檀（コクタン）です。



二つの柱とも、保護シートで養生してあるので、まだ見れませんが、
お目にかかれるようになったら、また紹介していきたいと思います。