![]() | 大養生の作法―人生最終章の生き方のコツ (角川oneテーマ21 A 72)早川 一光角川書店このアイテムの詳細を見る |
子供の時と比べると時間が過ぎ去っていくのが毎年早くなっているように感じます。人生にしめる1年の割合から言えば確かに1年の割合が減っているわけで(10歳であれば1/10、20歳であれば1/20)これからはさらには早くなっていくのだと思います。
50年間、京都の西陣で診療所を開いて地域の医療に携わってきたお医者さんの書いた老後の過ごし方の指南。
本は「生」、「病」、「老」、「呆」、「死」という5つのテーマについてお医者さんとして老人にかかわってきただけでなく自身の経験からのコツを解説しています。
簡単に気になったところ。
知足
満足できない、足りないと思うと苦しくなることから人生には足りない事だらけだということに気づくこと。自分たちは生かされているのだという意識。
老とは熟すこと
年を取ったからこそできること、価値が出てくるものがある。
簡単にいってまうとなんにでも関心、興味を持って感謝の心を忘れないということでしょうか。
まだまだ先のことになるかと思いますが穏やかに少なくとも何かをやってきたという証、もしくは満足感を持って老後を迎えられると良いですが… 自分は落ち着きの無い性格なので最後までゆっくり暮らすということは無さそうです…
うちの爺さん婆さんは10年あまりテレビを見ながらゆったり暮らしています。あまり何かをしているというわけでもなく。。風呂にたびたび連れて行くのだけど動きがスローでいらいらすることもあり、そんな自分に反省しつつ、もし自分の立場だったらぴんぴんころりがいいなぁ、と感じてしまいます。
先日の返信や今日のコメントにもありましたが、チームワークや「生かされている」、仕事なら「させていただいている」感は非常に大切ですね。歳をとったからこそ、周りを引き立てチームの成果がでれば、という感覚にようやくなりました。
「多読しない人に未来はない」と齋藤孝は言ってます。またの読書UPお待ちしています。
確かに色々な老後の過ごし方を見ていると自分はどうなんだろうと考えてしまいます。色々考えても始まりませんが少しでも孝行をすることが現時点の務めだと思います。
社会人になって一般書の読書量が増えました。学生時代がウソのように。時間が無いほど社会に出ると勉強したくなるというのは不思議なものです。学生時代は受験勉強に嫌気が差していましたが…