県内でも有名になった某企業の会長。
その人が持っている名刺入れは、ボロボロ。
創業してからずっと使っているそうで
創業が昭和30年だから60年近く使っているものだ。
名刺入れが買えないくらいお金に困っているとは到底考えにくい。
むしろ、使い方に苦労するほど持っているかと…。
ある時、会長になぜ名刺入れを新しくしないんですか?
会長ほどの人がこんなボロボロの名刺入れを持っているのは
おかしいですよと尋ねてみた。
すると会長は、
「この名刺入れはね、私を成長させてくれた人たちの名刺が
入っていたのですよ。捨てられるはずがありませんよ」と。
私はドキッとした。
そうだった、名刺は初めて会う人に対する自分の分身。
粗末にしている自分が恥ずかしかった。
それ以降、私も名刺入れは大切にしている。
会長も一線を退き、息子さんの代になった。
その、息子さんの持っている名刺入れもボロボロ。
会長に教えられたのですかと聞くと
そんな話は初めて聞いたとのこと。
なんと無意識のうちに、名刺入れを大切に
そして捨てれなかったとのこと。
DNAが繋がった瞬間だ。
こんな話を、某地方銀行の支店長が
飲み会の中締めの席でしてくれた。
もちろん、みんながとってもいい気分になり
楽しく、後味の良い飲み会になったのは言うまでもない。
その人が持っている名刺入れは、ボロボロ。
創業してからずっと使っているそうで
創業が昭和30年だから60年近く使っているものだ。
名刺入れが買えないくらいお金に困っているとは到底考えにくい。
むしろ、使い方に苦労するほど持っているかと…。
ある時、会長になぜ名刺入れを新しくしないんですか?
会長ほどの人がこんなボロボロの名刺入れを持っているのは
おかしいですよと尋ねてみた。
すると会長は、
「この名刺入れはね、私を成長させてくれた人たちの名刺が
入っていたのですよ。捨てられるはずがありませんよ」と。
私はドキッとした。
そうだった、名刺は初めて会う人に対する自分の分身。
粗末にしている自分が恥ずかしかった。
それ以降、私も名刺入れは大切にしている。
会長も一線を退き、息子さんの代になった。
その、息子さんの持っている名刺入れもボロボロ。
会長に教えられたのですかと聞くと
そんな話は初めて聞いたとのこと。
なんと無意識のうちに、名刺入れを大切に
そして捨てれなかったとのこと。
DNAが繋がった瞬間だ。
こんな話を、某地方銀行の支店長が
飲み会の中締めの席でしてくれた。
もちろん、みんながとってもいい気分になり
楽しく、後味の良い飲み会になったのは言うまでもない。