山内ちえこ~愛と感謝をハグ♪

全ての生命とハグ&ハーモニー~魂と心と身体の調和で幸せに生きる♪

わたし物語・たましいをつなぐ同調ワークができるまで♪

2013-03-20 16:27:22 | たましいをつなぐ同調ワークができるまで
皆さん、こんばんは

春らしい暖かな日が続いています

あったかを通しこして

昨日はまるで初夏のようでしたものね

最近のお天気は

近年まれにみる

気温変動や風の強さですね

花粉やその他困った物質が

飛び交ってもいますが

暖かい中にスッと寒さに戻る日があると

暖かになれた心や身体には

とても堪えますから

心地よい運動や呼吸ワークなどで

内側に快活なエネルギーを充実させ

この変化に対応していってくださいね


では、22回目を書いていきますね



わたし物語「同調コミュニケーションワーク」ができるまで
< 第2章~体験したことを活かしてみるⅢ>


内側に潜ませていた願いが叶う

この経験をして

叶った方が良い願いは

叶うジャストタイミングが来る
この実感を得て、次の学びのステージへと移行した私は

ダンスやバレエなどを始めました

シンクロナイズドスイミングの資格を取る時以来の

舞踏のお稽古ですが、今回は仕事目的ではなく

「やってみたいからする」

自分の望みのためだけに始める

そんなはじめ方でした

水から陸へ~そして

新たなエネルギーに触れる

そんな環境の中に身を置きました

資格を取るとか、教室をしなくては、という

目的がないので、気楽に始めたつもりでしたが

それまでに染み付いた習慣は怖いもので

出来ないことがあると

どうしよう、ちっともできない…

いいじゃない、ゆっくりやれば

でも、できないとダメじゃん…

ダメって誰が決めるの?

こんな問答を心の中で繰り返して

一つできると、新たな出来ないことがやってくる

がんばってばかりいて

追い詰められたような気分に

なったりもしていました

出来ても、できなくても

その場を楽しむことが苦手・難しい私でした

思い返すと、自己評価と他者評価に

こだわっていたんですね

肩の力を抜いてやろう

それがお稽古前の私の口癖になっていきました

そんな時あるところから

お仕事依頼のお電話をいただきました

それは

乳幼児クラスのカリキュラムを立て直すための

スタッフ研修でした

あるところとは、恩師の会社

旧態依然としたものを一新して

スタッフの活性化を図りたいという依頼でした

やった!うれしい!

でも~嫌だな・・断ろうかな・・

仕事が広がるチャンスが来たのに

相反する感情が同時に起って

どうしたらいいかわからなくて、混乱しました

その時私の仕事を認めてもらえたのです

喜んで、楽しめばいいと頭では思うのです

でも、どうしても決めきれない

もやもや、グルグルの心から

変わることができません

顔見知りが多くいる恩師の会社でも

所属している会社でも

人が違うだけですることは同じでしょう!

叱咤する心の声がいつも頭に張り付いて・・・


返事は、2,3日後にと約束したのですが

ちっとも心が決まりません

もし失敗したら、あいつはダメだと思われる・・・

もし私の研究論に異論がある人がいたら、なんて答えよう・・・

やってみようよ、できるよ

教える、じゃなくて意見を聞く機会と思えば?

こんなように、前向きな気持ちと、恐れる気持ちが

真摯な声とエゴの声がぶつかり合う、

そんな心の会話が続きました

期限が来る~焦りと不安で疲れていった中で

幼児クラスレッスンを受け持つ日が来ました

そしてこの時の体験から

ごちゃごちゃとした心から一転

よし、やろう!

新しいステージへ行く決断ができたのです

このクラスには「血友病」という難病の男の子がいました

この子はとても活発で、運動が大好きで

じっとしているのが苦手な子どもでした

レッスン中、プールサイドや

フロア台(推進を調節する台)の上を走り回り

大人をひやひやさせる子どもでした

それでいて、悪びれるところが全くなく

プール大好き、遊ぶの動くの大好き、

注意をされても、ちえこ先生大好き~

満面の笑顔で抱きついて、頬ずりしてくる

憎めないかわいい男の子です

そんな子が、その日に限ってレッスン前

大泣きしていたのです

どうしたの?訳を聞くと、

もういやだ~

泣いて怒って抱きついて離れない

抱っこではレッスンが始められないので

おんぶをしてレッスンを始めてしばらくすると

「ねえ、僕のこと好き?」と聞いてきます

「すきだよ~」とレッスンしながら答えると

「じゃあ、もう怒らないで」との返事

ギャラリーのお母さんの方を見ると

お母さんは悲しそうな渋い顔で座っています

「お母さんとケンカしたの?」と聞くと

「お母さんは僕のこと嫌いやねん、弟の方がかわいいねん」

「そんなことないと思うよ?どうしてそう思うの?」

「だって僕が遊びたいこと、全部だめっていうもん」

「それはさ、怪我しちゃうかも、と○君が心配だからじゃない?

「そんなことない、病気が面倒くさいと思ってるねん・・・

だから、怪我して死んでもいいねん」

これを聞いて、絶句してしまいました

怪我をして出血が止まらないと命が危ない

お母さんは毎日

怪我をさせないように緊張して

不安から叱ることが多いと聞いていましたから

どんなかかわり方か想像に難くなく


躍動する気持ちを隠さず動きたい子ども

命を大切に静かに暮らさせたい親

相反する両方の気持ち、どちらもわかります

その時です~

「制約のある中でも自分を縛らない」

私の中で響くこえがありました

ハッとしました

状況は違うけれど相反する気持ち

どちらが良い、というのではなく

心の両面価値(アンビバレンス)です

それは私も同じだ・・・

この男の子のたましいから響くメッセージは

私を動かしました

どちらがいいのか、決められないことに腹を立て

不安な気持ちを否定批判し

前に進もうとして進めない

喚き散らしたい私の心の在り様を

この子が代わりに見せてくれた

そのようにも思えました

依頼を受けよう、心が決まり

背中の子どもを落ち着かせるため

アシスタントにレッスンを任せてプールを上がって

歌を歌いながらプールサイドを歩き始めると

泣きじゃくっていた男の子はだんだん力が抜けていき

私の水着をぎゅっと握って寝てしまいました

おしりを支えながら

「ありがとうね~大事なことを教えてくれて」

お礼を声に乗せて歌いながら更衣室へ行き

お母さんに引き渡しをしました

事の次第を話すと、

お母さんも泣いて自戒されていました

目の前に起きることは自分の一部

本当にそうですし

学びの中にある意味に気づけると

事態は一変する

新しい場でのお仕事にトライするチャンスを得て

お仕事の幅、だけでなく

研究したこと、体験したことを話し

仲間を創るきっかけにもなりました

そしてこの男の子とのことがきっかけで

乳幼児クラスでは

親子の関わり方の個別カウンセリングをと提案し

活発に行うようにもなったのです

こうして、自分のことから

関わり方について目を向けて動く

そんな過ごし方、仕事の仕方になっていきました

制約がある中でも制限をはずし

今いる、今ある、この時を楽しむ

この学びはしばらく続いて

少しづつ楽しむ体感が湧いてきた頃

エネルギーの流れが変わり始めました

異業種との接点ができ始め

交流する人、場に変化が出始めていたのです

そんな中で、一つの出会いが

私を待っていました

それは後、

私を大きく変える出会いとなったのです



さてそれは

どんなことだったでしょうか?

この続きはまた来月









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