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なぜ香港の会社をクローズするか?

2012-12-05 16:55:05 | 仕事

以前にも書いたと思いますが、、私、香港の会社を持っております。そして日本法人も持っております(有限会社)。

そして今その香港の会社もクローズしようと思っています。

そもそも日本の法人があるのになぜ香港の会社設立したのか?というと。。

あ~税金逃れでペーパーカンパニーってことでしょう?とか、、思われると思いますが、、

そもそも日本の会社も赤字ばっかりで、、税金逃れるほど儲けてもいなかったんで、、

そんなに簡単なもんでもないんですよねぇ。。

さて、なぜか、、と言うと、私の仕事は日本と中国の貿易で、お客様は日本国内企業なので、決済を日本国内で

行うと、、どうしてもそれぞれの会社の規定などがあって、月末締め翌月末払いとかになってしまうのです。

貿易輸入なので、先に代金支払いが発生するので先払いをとお願いしてもどうしても出来ない

お客様もありました。

だんだん取引が増えてくると、、弊社で繋ぎの資金負担しておく時間と金額が増えてくるわけです。

100万円とかならまだしも、、数百万円の注文分がたまたま何件か重なると、、その当時は

資金繰りがパンクしますよね。

その危険がだんだん迫ってきたので、数年前に香港の会社を設立したのです。

要は外国の企業に対してであれば日本国内のお客様は貿易代金として出荷前支払いが

出来るのです。。少額で外国送金とか出来ないお客様には日本国内の法人の口座で

対応出来ますし。。

ということで、資金繰りがまわらなく危険を回避したのです。

 

ところが、、その後数年香港の会社をメインに使って、仕事をしているのですが、、確かに経費が

なんでも落ちるのはよいのですが、、やはり普通に決算や会計記録をしないといけないのです。

(まぁ、当然と言えば当然なのですが、、一般的に香港の会社って適当で会計もどうでもいいような

印象があるようで、、私も実はそう思っていたのですが、、)

 

うーん、、たまたま友人の紹介でお願いしている香港の会計会社が真面目すぎるのか?

日本の法人決算と同じレベルでめんどくさいんです~

※日本法人は業務をほとんど香港へ移したおかげで会計はとっても楽になりました。

 

今年で3回目の決算ですが、、もういよいよ我慢できなくなり、、BVIオフショア会社設立するという

決心をしました。

オフショアカンパニーが作れる会社はいろいろあります。BVI,サモア、ケイマン諸島、セイシェル、、etc

ネットで検索すれば一杯でてきますよね。あ、実は一応香港もそうですね。

 

そこで、香港法人でもオフショア扱いで貿易の仕事処理すればいいじゃないですか?という

疑問もあると思うんです。(要は香港での仕事ではないのでこれらの取引はオフショアだと証明

すればタックスヘイブンに出来るし、、)

しかし、、そのオフショアの申請に毎年五十万日本円位かかる、その上半年位時間がかかる、必ずしも許可されるわけでもない。

また結局は香港の会計処理しないといけない(?かも)となると。。

そんな費用かけてまでやる必要はないと感じるので、、、

やっぱりオフショアでいいやと。。つまりオフショアは決算が不要なのです。(正式に言えば

法人決算の義務がないと言った方がいいのかな。。。

会計書類は自主的にきちんとつけて保存しておいた方がよいとのことですが。。)

法的には、毎年会費みたいに、会社ごとに年間いくらという一定の費用を支払えば

法人の税金支払いは不要なのです。法人決算報告の義務もない。

 

で、どこ国(場所)でオフショアカンパニーを設立するか、、と香港の会計会社さんに相談したところ

やっぱりBVIがオフショアカンパニーで歴史があるし、実績もあるので安心だとのこと。

ま、そりゃそうですね。じゃそれでいいや。

 

その上、今の香港の法人と同じ名前で設立しました。最後の方のco., ltd.みたいなところが

少し変わるだけ。。中国語名は全く同じだし。。

そう言う場合HSBC口座は問題ないかなど、、会計会社さんが確認してくれたし。

いろいろ細かいサービスが安心できるのでそのまま今の香港の会計会社さんに

BVI会社設立もお願いしました。そちらについてはまた明日。


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