1300年前に都として栄えた奈良には広大な自然の中に古代日本のおもかげが今も残るんだよ~
そんな奈良にふさわしいどこか懐かしさを感じ心を癒してくれるろうそくのやさしい灯る『なら燈花会』はゆったりと時の流れる世界遺産の地である奈良に集う人々の祈りをろうそくの灯りで照らし出すんだよ~
1999年に誕生した『なら燈花会』は古都奈良にろうそくの灯りがとけ込み人々の心にさまざまな感動を与えてきているそうだよ~
夏のたった10日間だけだけれども広大な奈良の緑と歴史の中にろうそくの花が咲くんだよ~
『燈花』とは灯心の先にできる花の形のかたまりでこれができると縁起が良いと言われているそうだよ~
『なら燈花会』を訪れた人々が幸せになりますようそんな願いを込めてろうそく一つ一つに灯りをともしているそうだよ~
ボクたちはまず釆女の悲しい伝説が残る猿沢池に来たよ~
ほたるが寂しげに青く瞬き 水面に映るろうそくの灯りは嘆く釆女を慰めるようにゆらゆらと揺れていたよ~
その風景は時の流れを忘れてしまうほどに穏やかで美しく悲しい伝説を鮮やかに蘇らせるようだよ~
観覧している人々はろうそくの灯りの向こうに大切な人の面影を浮かべながら池のほとりで思い思いの時を過ごしているようだったよ~
ボクたちは燈火の美しさに感動しながらも猿沢池のお話(“猿沢池”でブログ内検索してみてね)を思い出しながらちょっとしんみりしちゃったよ~
ありゃ??猿沢池の向こう側にはライトアップされた興福寺の五重塔が見える??
【明日に続きます】