【昨日の続きだよ~】
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この向こうの階段を登れば拝殿だよ~
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拝殿の手前には『巳の神杉』がありました
江戸時代には「雨降杉」とあり雨乞いの時に里の人々が集まりこの杉にお詣りをしましたがいつの時代からか杉の根本に巳(み)さん(=蛇)が棲んでいるところから「巳の神杉」と称せられるようになり巳さんの好物とされる卵が酒とともにお供えされているそうだよ~
蛇は古来より三輪の神の化身として意識されており『日本書紀』の崇神天皇10年9月条に「小蛇(こおろち)」と記され『同紀』雄略天皇7年7月条には三輪山に登って捉えて来たのが「大蛇(おろち)」であったと伝えておりいずれも三輪の神がその原初的形態として蛇神であると信じられていたことを示していると考えられているそうだよ~
これは古代の人たちが三輪山は千古鉞(おの)を入れず鬱蒼たる森林として何がひそんでいるかわからない不気味さを覚えそのお山から流れ出る水により種々の農作物を作り日々の暮らしをたて山に立ち昇る霧や雲に神意を感得して山内に棲む蛇を直感したものであったのであると考えられるそうだよ~
三輪の神の原初の形とされる蛇は水神であり雷神ともなり農業神・五穀豊穣の神となりやがては国の成立とともに国家神的な神に至ったと考えることができるそうだよ~
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拝殿です
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寛文4年(1664)徳川4代将軍家綱の造営になり西向きに建ち桁行9間 (21メートル)梁間4間(8メートル)正面は三間一面の大向拝がつき江戸時代を代表する堂々とした建物で大正10年に国の重要文化財に指定されたそうだよ~
拝殿の左右には2つの建物が付属し向かって右に勅使殿・左に勤番所があるんだよ~
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参集殿には「なでうさぎ」と呼ばれるウサギさんが置かれています
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このうさぎさんを撫でると手足の痛みをとってくれるといわれ人気でこの日もたくさんの人に撫でられていたよ~
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これで今回の大神神社訪問の写真は最後だよ~
ボクたちはこれからも機会があれば何度も大神神社を訪問して参拝するつもりだよ~
【これにて『『大物主大神』を祀る大神神社に参拝してきたよ~』編は終了です】