~街の電気屋さんの日常~ アトム山口阿知須店 (有)岡村電器

山口県山口市阿知須で、街の電気屋としての日常を少しずつご紹介していきます。街の電気屋さんは、いろんなことします。

山林火災、発生!

2024年10月01日 | 消防

全国ニュースでも報道されましたが、山口市で先月 山林火災が発生しました!

 

 

 

 

発生時刻は、9月18日 午後4時過ぎ。

場所は、山口市秋穂二島 県セミナーパーク裏の山林ですね。

猛暑続きで、カラカラに乾燥していましたので、火の廻りが早く

消防の必死の活動にも関わらず、夜になると 上記の写真のように恐ろしい勢いで燃え広がりました!

 

山の麓付近までなら、何とかホースラインを伸ばせますが、それ以上は切り立った崖ですので、

人力ではとても無理です。

翌日から、県の防災ヘリと自衛隊のヘリが空から消火活動を開始!

 

 

 

 

 

赤いバケツのようなものが写っていますが、これに池の水などを汲んで

上空から散水します。

よく、ニュースなんかでやってますよね。

しかし、近くで見ると すごい迫力ですよ。

ヘリコプターには羽根、ローターというらしいんですが、一つのタイプをシングルローター。

二つある大型ヘリをツインローターと呼びますね

通常、シングルロータータイプで、一度に500リットルの散水が出来ます。

ところが、自衛隊の大型ツインロータータイプなら、1回で5トンから6トンを散水可能です。

これなら、はかどりますよ!

 

地上にも、災害派遣された自衛隊の皆さんが待機。

 

 

 

 

 

遠く、米子から・・・・・、ご苦労様です!

 

NHKを初め、地元放送局も取材に来られていましたね。

 

 

 

 

地上消火活動に延べ260人、ポンプ車17台、ヘリも8機が参加して空から376回の散水を行い、

9月22日 午後2時30分にようやく 鎮火!

40ヘクタールを焼失しましたが、人的被害・建物被害が無かったのが救いですね。

 

9月20日の夜だったと思いますが、地元 名田島の婦人会の皆さんが、

「おむすび」と「みそ汁」を作って差し入れてくれたんですよ。

 

これは、有難かったですね!

みんなで、美味しく頂きました!!

 

やっぱり、地域のこうした繋がりは 大事ですね。

夜なんて、食べるものは無いですから。

 

消火に携わった関係者の皆様、大変お疲れ様でした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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山口県立きらら浜自然観察公園 ヨシ焼き

2024年03月02日 | 消防

 

 

本日、3月2日 地元 阿知須にある「きらら浜自然観察公園」のヨシ焼きの警戒に出動しました!

毎年、園内ヨシ原の湿地環境保全のためにヨシ焼きを行っていて、消防団が警戒に当たっています。

今年は、約2,0haのヨシ原を焼き払う予定ですね。

阿知須方面隊から、阿知須分団・井関分団が参加。

 

 

 

 

こちらの自然観察公園は、全国屈指の野鳥の宝庫であり、気軽に野鳥を観察できます。

ビジターセンター(観察できる建物)は、こちら。

 

 

 

 

湿地帯から見ると、

 

 

 

 

館内には、野鳥観察のための設備が揃っており、専門の説明員の方が親切に教えてくれますよ!

 

 

 

 

さて、午前10時 いよいよ火入れです!

 

 

 

ちょうどこの時、パラパラと雪が降ってきました。

風も強くなってきます。

 

さっ、寒い!!

 

今はもう、3月ですよ・・・・。

まあ・・・・、そんなことには関係なく 順調にヨシ原が燃えていきます。

 

 

 

 

 

炎の前におられる集団は、カメラマンのみなさんですね。

迫力ある写真を撮ろうと 集中されています。

 

まるで、『鬼』のようです!!

 

いや・・・・、そんなこと言うと 怒られちゃいますね。

私自身も、ブログ用にと「鬼」になりましたが・・・・・。

 

その割には たいした写真は撮れなかったですねぇ。

残念ながら、・・・・。

でも、皆さんはバッチリだったと思いますね!!

 

地元の放送局のカメラマンも、撮影しています。

 

 

 

 

こちらは、アナウンサーがインタビュー。

 

 

 

 

なるほど!!

 

こうして、リアルな映像が出来るんですね。

 

さてさて、ヨシ焼きも無事に終わり、ビジターセンターに帰ってくると、

 

 

 

 

冷えた体に、ぜんざいが振舞われました!

これがまた、美味しいんですよ!!

 

きらら浜自然観察公園ボランティア「葦の会」のみなさんが、毎年提供されています。

ありがたいですよ。

毎年恒例の「ヨシ焼き」ですが、こうしたボランティアの皆さんの協力があるからこそ、

出来るんですね。

 

関係者のみなさん、お疲れ様でした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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十七夜祭、無事に終わりました!

2023年06月10日 | 消防

阿知須十七夜祭が、予定通り 6月3日に執り行われました。

天気も良く、4年ぶりの『祭り』は盛況でしたね。

日中は、曳山と引手が町内を練り歩きます。

何しろ、重量がありますので 引手も大変です。

 

 

 

 

車輪もゴム製ではなく、「木」ですので 向きを変えるのも一苦労です。

 

 

 

 

これがまた、いいんですよね!!

 

思わず、歴史を感じます・・・・。

最後は、踊り子さんの「餅まき」がありました。

 

 

 

 

たくさんの人・人・人。

みんな、笑顔でしたね!!

そして、夜の部 花火大会です。

 

火災が発生しないように、事前に打ち上げ地点付近に散水します。

今年も地元消防団の阿知須分団・井関分団が出動しました!!

これがまた、けっこう大変なんですよ。

今までは、消火栓から水を取っていたのですが、距離があるのでホースを20本以上使ってましたね、

ホースは1本20mですから、思った以上に大変な作業になります。

長距離だと水圧が落ちますので、途中に中継のポンプ車を入れて増圧して送ります。

まあ・・・・、これも訓練の一環だと思えば いい訓練にはなります。

ただし、団員は『激エラ』ですけど・・・・・。

 

ことしは、山口消防南署から 強力な助っ人が来てくれました!!

 

 

 

 

 

 

 

大型の水槽付ポンプ車です。

なんと、10トンの水を積載しています。

 

これなら、バッチリです!!

 

ということで、早速 『放水 始め!』

 

 

 

 

天気も良かったので、放水した水に『小さな虹』が出ました!

 

 

 

 

まるで、お祭りを祝ってくれてるような一幕でしたね!

ちなみに、花火を打ち上げる「筒」は、こんな格好をしています。

 

 

 

 

 

そして、いよいよ 本番!

 

 

 

 

 

花火終了後、手分けして残り火などが無いことを確認して、任務完了!!

やれやれですよ。

おかげさまで、事故も無く 無事に終わりました!!

 

阿知須浦まつり実行委員会の関係者の皆さん、南署の溝口隊長以下 隊員の方々、

そして 阿知須方面隊の消防団員のみんな、たいへん お疲れ様でした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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きらら浜自然観察公園 『ヨシ焼き』

2023年03月04日 | 消防

本日3月4日、きらら浜自然観察公園の『ヨシ焼き』が行われました。

これは、阿知須にある自然観察公園の恒例行事でして、毎年 ヨシ原の湿地環境保全のため実施されています。

ヨシの成長を促し、病害虫・雑草を駆除するのが目的となります。

広大な自然公園ですが、今回は約2,0haが対象ですね。

 

 

 

 

こちらが、ビジターセンター。

 

 

 

 

館内には、様々な望遠鏡などの設備があり、野鳥を観察できるようになっています。

専門の係員の方もおられるので、親切に色々と教えてもらえます!!

ここは身近にある、全国でも有数の野鳥の宝庫ですね。

一度、訪れてみられたらいかがでしょうか?

大自然に触れて、お子様もきっと喜ばれると思います。

さて、開始前のミーティングです。

 

 

 

 

延焼や、不測の事態に備えて、山口市消防団 阿知須方面隊から、阿知須分団・井関分団が出場。

警戒にあたります。

 

 

 

 

午前10時、いよいよ 点火開始!!

 

 

 

 

今日は風もなく、絶好の天気ですね。

予定通り、順調に燃えていきます。

 

 

 

 

 

 

今回のヨシ焼きには、たくさんのボランティアの方々が参加されていますが、

一般のアマチュアカメラマンの方も多数おられます。

 

 

 

 

左奥のビデオカメラを回しているのは、放送局のプロカメラマンですね。

たぶん、今日の夕方のニュースで流れるでしょう。

こちらでは、放送局のスタッフがビデオ撮影しながら、一般の観光客の親子にインタビューしています。

インタビュー役の女性が、マイクを向けていますね。

 

 

 

 

お子様も、楽しそうです!!

 

火の勢いは想像以上にすさまじく、アッという間にヨシ原を燃えつくしていきました。

そんな中、こんなものを発見!!

 

 

 

 

なんと、バッタですよ。

さすがに、火の熱さにびっくりしたのでしょうねぇ・・・・。

と呑気に思っていたら、突然 目の前を脱兎の如く『タヌキ』が駆け抜けていきました!!

これには、びっくり!!

やっぱり、タヌキも熱かったんでしょうか?

でも、無事に逃げられて良かったですよ。

 

危うく、『かちかち山』になるところでした・・・・・。

 

さてさて、予定通りヨシ焼きも無事に終了!!

 

 

 

 

自然観察公園の職員のみなさん、ボランティアのみなさん、そして消防団員のみんな、

 

たいへん、お疲れ様でした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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合同訓練

2022年11月08日 | 消防

10月30日の日曜日、山口市消防職団員の合同訓練がありました。

場所は、山口市消防本部阿知須出張所の屋外訓練場です。

阿知須・井関・佐山の3分団が参加。

今年の4月以降だけ見ても、当地区で3件の建物火災・1件の林野火災が発生しています。

こうした状況ですので、日頃の訓練は欠かせないところです。

 

まずは、災害時に必須の『土嚢工法』。

ボードを使って、再確認します。

 

 

 

 

そして、実戦。

 

 

 

 

土嚢と言えば、砂や土を土嚢に詰めますが、最近は便利なものがあります。

 

 

 

 

土を使わず、水につけておけば勝手に膨らんで、即 使用できます。

こんな感じで、水に浸します。

 

 

 

 

これはなかなか便利で、災害時に威力を発揮しますね。

近くに、砂や土が無い現場もありますから、重宝します。

 

そして、本日メインの『想定訓練』。

 

これは、ポンプ車に5名乗車して待機している所に、

いきなり 「〇✕地区で建物火災発生。出動!」と指令があり、即 対応するものです。

もちろん、内容は直前までわかりません。

実際の火災対応に、より近い内容となっています。

 

まずは、水利に部署し 吸管の延長・投入。

 

 

 

 

 

基本通り、吸管をしっかり伸ばして投入しています。

吸管は結構長いので、慌てて 輪になっている状態で水利にブチ込むと、

エアーポケットが出来てしまい 落水することがあります。

そして、ホースカーを使って ホース延長!

 

 

 

筒先の態勢が整ったら、無線にて 『放水、始め!!』。

 

 

 

 

火災の勢いが強いという想定でしたので、もう1線出して 筒先を2本使って放水しています。

私がエラそうに言うことでもありませんけど、やはり 基本は大事ですね。

訓練で出来ないことは、まず本番でも出来ません。

この想定訓練で、スムースにできなかったところがあったら、

「次は、こうしよう!」と改善できれば訓練の価値があったというものです。

 

訓練終了後は、ホースカーにふたたびホースを収納します。

 

 

 

 

このホースカーにホースを収める方法も、色々あるようですが 山口消防では、

『馬蹄』という方法で収納するように統一されています。

文字通り、馬のひづめのように 順番に収納していきます。

この方法だと、ホースカーから無理なくホースが延長できます。

 

こうして、ホースカーにホースを規定数収めたら 準備完了!!

いつでも、出動できます。

 

阿知須出張所の隊員の方々、及び 各分団の団員各位、

たいへん お疲れ様でした!!

 

 

 

 

 

 

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