4月から新年度を迎え、山口市では消防団の訓練が集中して実施されています。
まずは、新入団員一日訓練。
この1年間に新たに入団した団員に、消防の基礎を学んでもらいます。
場所は、山口南消防署ですね。
最初は、規律訓練。
敬礼の仕方から。
続いて応急手当。
胸骨圧迫や人工呼吸、AEDの使い方を消防団員の指導員が丁寧に教えます。
これを知っておくと、役に立ちますよ!!
午後からは、実際にポンプ車を使ってホースの巻き方や放水訓練を行います。
もちろん、男女の分け隔てなく 女性団員も放水を体験します。
昨年から、各分団にダブルコントロールノズルが配備されましたので
今回の訓練でも使用しています。
この筒先はいいですよ!!
放水量(ノズル口径)が自由に変えられ、噴霧への切り替えもワンタッチ、
必要に応じてシャットオフもできます。
実際の火災現場で、威力を発揮します!!
朝早くから夕方まで、文字通りの『一日訓練』。
新入団員の皆さん、大変お疲れ様でした!!
また、方面隊単位で訓練も実施しています。
本日は、中部方面隊の一日訓練です。
湯田・宮野・大殿・白石の4分団で訓練を行います。
こちらは、より実践的な訓練内容になります。
災害に備えて、『土のう工法』。
水位が無い用水路を、ポンプ車に積んであるハシゴとブルーシートを使い、
せき止めて水位を確保する訓練。
低水位ストレーナーを使って、実際に吸水。
消火栓から給水して、圧力計・連成計の運用も再度確認します。
機関員なら当然知っていますが、やはり一般の団員も知っておいたほうが
いいですからね。
夏日を思わせる暑い一日でしたが、中部方面隊の皆さん・
消防職員の皆様 大変お疲れ様でした!!
山口市では、今年1月からすでに25件の火災が発生しており、
5名の方が亡くなっておられます。
さらなる被害を防ぐためにも、今一度火の元を確認していただき、
火災警報器を設置していないお宅がありましたら、是非設置をお願いします!!