いつもの公園で虫探しをしていると、葉っぱの上にまあるい黄緑色が見えました。
何だろう?そっと近づいてみると、それは美しい黄緑色のクモでした。
クモに対して美しい感じたのは初めてのことでして、自分自身驚いています~笑
サツマノミダマシ ♀ クモ目コガネグモ科ヒメオニグモ属
和名 薩摩の実騙し その姿がハゼノキの果実に似ており、これが京都府や
福井県の一部で「サツマの実」と呼ばれることから名付けられた。
体長は雌成虫で8-11mm、雄は体長約8-9mm。(ウィキペディアより)
へぇ~ハゼノキの果実に似ていたから付いた名前なのね!
インターネットでクモの名前を探し始めると、衝撃の文章が目に飛び込んできました。
「クモは昆虫ではない!」 えー!!!Σ(゚Д゚) 昆虫じゃないなら、何なの?
今までクモを昆虫だと思って長~い間生きてきました・・・お恥ずかしい(-_-;)
節足動物門鋏角亜門クモガタ網クモ目に属する動物の総称である。(Wikipediaより)
はぁ~動物・・・?
それなら昆虫とクモはどこが違うのかな?
昆虫は?
頭・胸・腹の3つに分かれている。羽根が4枚。脚が6本付いている。
トンボのように複眼をもっている種類がいる。う~ん、確かにそうだわね!
クモは?
体が2つに分かれて、頭と胸が一つのまとまりになっている。羽根がない。脚は8本。
クモは単眼しか持っていない。しかし、クモには2つ以上の目がついている。
へぇ~目が2つ以上ついてるのね!いや~お勉強になりました。
いつもの公園 小さな虫だと思って撮影しました。
ところが拡大してみると・・・
あれ?もしかしてクモがアリを捕食しているように見えますねぇ。
アオオビハエトリ ハエトリグモ科
体長は雌で5-7mm、雄で4-6mm
濃いブルーに見える目が素敵に見えてきました!
毛嫌いしていたクモの目が素敵だなんて、変われば変わるものです・・・笑
アオオビハエトリは、前の脚を持ち上げてアリをまねていると言われています。
アリから見れば、自分たちの仲間のように見えるのかも?アリをつかまえるための、
擬態らしいです。
また、アリを弱らせる毒をもっていて、いったんつかまえたアリがすっかり弱るのを
待って、再びそのアリをとらえ安全な所まで運び、そこでそのアリを食べるそうです。
アリが弱るのを待つのは、アリに刺されたり、蟻酸というアリの毒をかけられたりしない
ようにするためだそうです。
クモも凄いな!初めて知った世界にビックリです!
私は身近な花の撮影から始まり、次に花にやってくる美しいチョウに魅せられ、
その次にいろいろな種類の昆虫の凄さに感動し、今回はクモに感動しています。
私にとって未知の世界に一歩踏み込んだところです。
昆虫とクモ好きの皆さん。どうぞ長い目でみてやってくださいますよう、
よろしくお願いします。
それから、花好きの皆さんも、これからもよろしくお願いします~
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