2020年6月下旬
そういえば、ウマノスズクサが生えてきたかも・・・
ギックリ腰で痛めた腰をさすりながら、ジャコウアゲハの幼虫探しに出発!(笑)
わーいわーい!!いました~ヽ(^o^)丿 道路わきの草むらで幼虫を発見~♪
ジャコウアゲハの幼虫
卵が付いてる葉っぱは、食べないでよ! 何しろ凄い食欲・・・(^-^;
ウマノスズクサは、昆虫などの食害から身を守るためアリストロキア酸やアルカノイド
という有毒物質を持っているそうですが、ジャコウアゲハの幼虫は毒なんて全然
気にしてないというより、喜んで食べてますねぇ(・・?
毒に当たるどころか、体内に毒を取り入れて身を守っているのだそうです。
ジャコウアゲハの幼虫や成虫を食べた捕食者などは、中毒を起こしてしまい、
最悪の場合は命を落としてしまうそう・・・(^-^;
一度ジャコウアゲハを捕食して中毒を経験した捕食者は、ジャコウアゲハを捕食しなく
なり、このため、ジャコウアゲハに擬態して身を守る昆虫もいくつか存在し、
このような擬態をベイツ型擬態と呼ぶとか。
そのため、クロアゲハやオナガアゲハやアゲハモドキ(蛾)などは、ジャコウアゲハに
似せて敵から身を守っているジャコウアゲハのベイツ型擬態・・・賢いね^^
そういえば、同じような話をどこかで読んだ記憶が・・・(・・?
思い出しました!旅をするチョウで有名なアサギマダラも、毒性を持つキジョランが
食草でした。
調べてみると、沖縄に住んでいるツマムラサキマダラやヤエヤマムラサキなどが
マダラチョウのベイツ型擬態。
ツマグロヒョウモンも毒性を持つカバマダラというチョウのベイツ型擬態。
ベイツ型擬態のベイツとは、イギリスの博物学者のお名前だそうです。
あれあれ・・・?
幼虫がツツジの枝にいます。もしかしてこれからサナギになるのかな?
3日後・・・あれぇ~ サナギにへんし~んしてる!Σ(゚Д゚)
へんし~ん過程が見たかったです。 面白い形のサナギですねぇ^^
目を凝らすと、ほかのサナギも発見!重そうねぇ(^-^;
ヤブガラシの葉っぱでサナギになってるけど、大丈夫かな?
蓋がカパーって空いてる?
このサナギ、先の方が変身してないけど、無事に羽化したのかな。
道路わきの草むらから、歩道を渡ってお隣の駐車場に移動したらしいです。
駐車場の鉄柱にもいました。
ジャコウアゲハの俗称はお菊虫・・・(・・?
その姿が後ろ手に縛られた女性の様に見えるそうですが・・・見える?見えない?
これは各地に残る怪談『皿屋敷』の登場人物のお菊に由来しているとか。
お菊の亡霊が井戸で夜な夜な「いちまーい、にまーい... 」のあれでしょうか・・・(^-^;
成虫に会えたのは初めて~♪ 羽化したところでしょうか^^
ジャコウアゲハ メス
ぐるっと回りました。
メスの翅色は褐色。
このコは茂みの中で羽化したようです。
雨上がりに羽化・・・毎日のように雨が降ってます・・・(-_-)
わーい~(^^♪ ジャコウアゲハが飛んでる~♪
ゆるやかにはばたき、スイーッとすべるように飛びます。
オスの翅色はメスと比べると黒っぽいそうです。
ゆっくり飛んでくれるので、私の腕でも何とか撮れました・・・(^-^;
ジャコウアゲハは体内に天敵が嫌がる毒を含むため、ゆっくり飛んで目立つ黒色の
体色や赤い胴体を誇示し、敵に警告を与えているのだそうです。
昆虫凄いぜ!!の世界でした~(笑)
最後までお付き合いいただきありがとうございました~
ジャコウアゲハさん ありがとうね~早く梅雨が明けますように・・・