自家栽培の藍で染めた昼夜織りテーブルセンターです。
カテゴリー トートバック・小物等で紹介したブックカバーは
この時の試し織りで縫ったものです。
使用した紡績綿糸20/2はテーブルセンターには 張りが足りなくて
20/3を使うべきだたと反省しきりです
昼夜織の面白さは、同じタイアップで踏み順を替えることで裏側の糸で模様を作ることが出来ることです。
裏表の模様が逆になり、部屋の雰囲気や季節でも使い分けることができる面白い織物だと思っています。
上の写真はろくろ機のタイアップです
踏み木4,2,4,1を繰り返すと表面、裏面がそれぞれの色で織れます。
踏み木3,2,3,1で裏と表が逆転します。
写真のように
よこ糸を渡す途中で踏みかえる(3,2,3,1)と裏面糸の模様を織ることができます。
さらに
下の写真のように
たて糸の組み合わせを変えて(6色使っています)
よこ糸を一色にすることで
このようにな模様を出すことができます。
この時の機はジャッキ機です(ろくろ機でも十分織れます)
表(左側)と裏(右側)でこのような色使いになります。
但し、昼夜織はあまり凝った色使いをすると…
裏も表もあまり変わらないものが出来上がるので、
要注意です
追記:ろくろ機とジャッキ機はタイアップが逆になります。例えば、綜絖1、3がタイアップされた踏み木を踏むと、ろくろ機の綜絖1、3は下がり、ジャキ機では上がります。
ろくろ機と同じタイアップをジャキ機にすると、表と裏が逆になるわけです。