ichiito-ori

織の記録

昼夜織のテーブルセンター

2024-03-25 13:43:49 | 敷物

昼夜織のテーブルセンター

たて糸、よこ糸:麻

筬:5/㎝(引き込み2本)

仕上り:巾20㎝ 長さ75㎝(房含まれず)

カテゴリーさまざまな織と技法で紹介した「昼夜織り」による麻のテーブルセンターです。

 

織り上げた布の保管について

写真の麻物や紙糸で織ったもの、反物など折り目が付いたり長すぎて保管に困ることはありませんか?

こんな時、ラップの芯が活躍します。

反物への芯は新聞を巻いた上からカレンダーをさらに巻きつけると新聞のインクで布が汚れるのを防ぐことができます。

反物は袋物やティーマット、座布団カバーなど様々な用途に使うことができるので、芯に巻いて保管しておくとシワも防げて使い勝手が良いです。

ラップの芯は、マフラーやテーブルセンターをプレゼントするときに巻いた上からリボンなどで飾っても喜ばれます。

 

 

 

 

 


昼夜織り

2024-03-10 15:41:02 | さまざまな織と技法

自家栽培の藍で染めた昼夜織りテーブルセンターです。

カテゴリー トートバック・小物等で紹介したブックカバー

この時の試し織りで縫ったものです。

使用した紡績綿糸20/2はテーブルセンターには 張りが足りなくて

20/3を使うべきだたと反省しきりです

昼夜織の面白さは、同じタイアップで踏み順を替えることで裏側の糸で模様を作ることが出来ることです。

裏表の模様が逆になり、部屋の雰囲気や季節でも使い分けることができる面白い織物だと思っています。

上の写真はろくろ機のタイアップです

踏み木4,2,4,1を繰り返すと表面、裏面がそれぞれの色で織れます。

踏み木3,2,3,1で裏と表が逆転します。

写真のように

よこ糸を渡す途中で踏みかえる(3,2,3,1)と裏面糸の模様を織ることができます。

さらに

下の写真のように

たて糸の組み合わせを変えて(6色使っています)

よこ糸を一色にすることで

このようにな模様を出すことができます。

この時の機はジャッキ機です(ろくろ機でも十分織れます)

表(左側)と裏(右側)でこのような色使いになります。

但し、昼夜織はあまり凝った色使いをすると…

裏も表もあまり変わらないものが出来上がるので、

要注意です 

追記:ろくろ機とジャッキ機はタイアップが逆になります。例えば、綜絖1、3がタイアップされた踏み木を踏むと、ろくろ機の綜絖1、3は下がり、ジャキ機では上がります。

ろくろ機と同じタイアップをジャキ機にすると、表と裏が逆になるわけです。



目的が途中で変更

2024-03-09 15:51:06 | ストール、マフラー、ひざ掛け

透け感のあるストールをご紹介したいと思っていたのですが、いつまでたっても冬のまま

寒かったり暖かかったりと

いったい何を着ていいのかもわからなくなる昨日今日

写真は市販の手紡ぎ綿を使ったストールです。

4/㎝の筬を使って、二重織りです。

はじめは 薄いマーガレットを織るはずだったのですが、色目も強いし 思った以上に重くて

ストールとして使うことにしました。

二重織りの一箇所を片開きにして、通すと、

肩に巻いた時ズレません

ストール留めなどを使うと良いのでしょうが、いつも肩から外れて困っていたのですが

この片開でこれまでのストレスが解消されました。

思わぬ収穫です 

これは二重織りでなくてもできますよ。

よこ糸を渡す時穴をあけたいところで引き返して織るとできます。

まだ試していませんが、いつかやってみようと思っています。