自分の高機をはじめて持った時(最大織り巾60㎝、8枚綜絖、10本踏み木)
いのいちばんに織りたかったものの中に「織り機カバー」がありました。
織りの本には、初心者でも織ることができる織り機カバーの他に、
大判のひざ掛け、ソファー掛け、タペストリーも紹介されていて、
こちらの織り心をくすぐります。
たて糸:紡績綿 1g/8.5m
よこ糸:紡績綿 1g/2.8m
筬:6/㎝(引き込み2本)
綜絖:8枚
踏み木:8本
参考資料:8-SHAFT PATTERNS
仕上げ後:巾56㎝ 長さ170㎝
ずいぶん前に織ったカバーです。
この時の機は知人に譲り、今は90㎝幅のジャッキ機を使っています。
カバーは引き続いて使っていますが、
織り上がった時よりも色目が落ち着いてきています。
「どうしても織りたかった、」
今思い返しても、
なぜあんなにこだわったのでしょう。
あの頃のような、強い思いが今の自分にはあるだろうかと
ふと、思うこのごろです。