以前、川島テキスタイルスクールで組織織の応用講座を受けました。
天秤機を使って朱子織、ワッフル織、梨地織、昼夜(綾)織の実習がありました。
朱子織はたて糸とよこ糸の接点(組織点)が少ないため、糸の浮きが多くてやわらかく光沢のある織り地になりますが、摩擦に弱いことが欠点です。
「ホームスパンテクニック(森由美子著)において、トルコ朱子のマフラーが紹介されていますが、イメージがわかなくてそのままになっていました。
写真は川島から帰宅後織ったマフラーです。
たて糸:メリノ1/24
よこ糸:メリノ1/24(2本引き揃え)
筬:8/㎝(引き込み2)
綜絖:8枚
踏み木:8本
仕上げ後:巾33㎝ 長さ145㎝ 重さ50g
下は、実習で織った朱小織りの
表地と裏地です。
たて糸にラミーシルク24/2 よこ糸はコットン20/4を使用し
筬は7/㎝引き込み2です。
タイアップを換えるだけで5種の朱子織を学びました。
朱子織はその生地の特徴からフォーマルウェアや高級生地の裏地などに使われ、馴染みの薄い織りです。
この朱子織を使って何を織るか… 実用的にはマフラー止まりでしょうか。
などと、考えています。