写真は自宅
上:藍、エンジュ、タンガラ染め
下:左 紅花、緑綿、白綿、藍、茶綿 右 桑の実
奈良への旅と同じころ
やはりテキスタイルスクールの先生の勧めで大原工房を訪ねました。
草木染と糸紡ぎが目的で、前日から宿泊を含めて3泊4日(講習は3日間)
糸紡ぎは経験がありますが、熟練者の手わざを見たかったから
思っていた通り綿の繊維の動きから紡がれる糸の太さの違いを
理にかなった説明を頂けました。
これまでの漠然と理解していたことが確信へと変わっていきました。
この時の大原工房の写真は残念ですがありません。
当時まだ私はガラ携帯時代でしたし、デジカメを持っていましたが写す間もないくらい
とにかくハードでした。
一日の講習が終わると宿にまで糸車を持ち込み、夕食後も遅くまで紡ぐのです。
もちろん、宿のご主人は慣れたものです。
翌朝は軽トラで工房まで糸車を運んで下さるのですから。
最終日は自分で紡いだ糸の草木染です。
茜、エンジュ、藍
種類は少ないですが、重要なのは工程です。
染め小屋の中で汗だくになりながらの精練、水洗い等
体全体で綛をくる動きに身も心もすがすがしい思いがしました。
<追記>
川島テキスタイルスクールのワークショップでも染色の講習があります。
染色だけの講座ではなくて、織りの基礎講座でも絣や組織織の講座の中でも染めの勉強と実習があります。