ISO等のマネジメントシステムは成果をあげるための道具(機械)なので、マネジメントを機能させることで使える。
逆の言い方をすると、マネジメントを機能させないとISO等のマネジメントシステムは使えない(動かない)。
日本におけるマネジメントが機能しない主たる原因が忖度である。
マネジメントシステムのコンサルタントの主たる業務は、マネジメントシステムの導入及び運用支援であるが、現実を見ると、導入支援はそこそこできているが、運用支援は不十分である。
運用支援の主たる目標は、実のところ一番難しいのだが忖度を無くすことである。
無くせはしないので、リスクとして許容する必要があるが、生産性や優先度等を考慮して可能な限り忖度は無くさなければならない。
人類の未来にとって、マネジメントを機能させることは必須である。
ならば、新しい職業として【忖度バスター】の存在が必要となる。
忖度バスターになるには、マネジメントを極めなければならない。
ドラッカーは、誰でもマネジメントを学ぶことができるように古典としての「マネジメント」を残してくれた。