孔子が勤めていた頃、厩が火事になった。
役所から帰ってきて「怪我人はいなかったか」と言い、馬のことは聞かなかった。
これは、孔子がいかに人間を重んじたかを示す話である。
当時、馬は貴重品だったと思うが、孔子は、馬より人が怪我しなかったかと聞いたのである。
これは落語にもなっている有名な話である。
:渡部昇一編 「四書五経一日一言」より
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