ドラマネ倶楽部の理念は、「一緒にやれば、もっとできる!」 

ネクスト・ソサエティは知識社会から実践社会へ

理即名字の人は円人なれども言のみありて真なる事かたし、

例せば外典の三墳五典には読む人かずをしらず、かれがごとくに世ををさめふれまう事千万が一つもかたしされば世のをさまる事も又かたし、

法華経は紙付に音をあげて・よめども彼の経文のごとくふれまう事かたく候か

 

:転重軽受法門

 

人類の歴史は繰り返す。

先哲の智慧を役に立つことであると頭では理解し、知識として学ぶ人はいるが実践できる人は限られている。

従来の社会と現代社会の大きな違いは、インターネットの普及により先哲の智慧を入手することがとてつもなく容易になったこと。

インターネットに接続できる環境を得ることができれば、ほとんどの知識を得ることができる。

よって、先哲の智慧を役に立つことであると頭で理解し、知識として学ぶ人口は爆発的に増えている。

ただし、古より知識はあっても実践する人は少なかったようである。

原因の一つとして、日本においては欧米よりも真理の追究より忖度に重きを置く傾向にあったことが原因の一つではないかと思われる。

良し悪しは別として、仕事の論理よりも労働の力学のウェイトが高い傾向にある。

日本におけるネクスト・ソサエティは、仕事の論理にウェイトを置き、労働の力学の部分においては一緒にやることで成果をあげることが大切である。

欧米では、労働の力学よりも仕事の論理を優先して発展していったが、ドラッカーはそのバランスの悪さに警鐘を鳴らし、日本の労働の力学にウェイトを置く働き方に期待した。

日本においては、欧米に追い付け追い越せということで労働の力学から仕事の論理にウェイトを移しながらバランスを取る必要がある。

仕事の論理と労働の力学のバランスがマネジメントを機能させる。

ネクスト・ソサエティは仕事の論理と労働の力学のバランスを取りながらマネジメントを機能させて成果をあげる時代である。

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