自分は自分である。
百億の人間がおっても、自分は自分である。
そこに自分の誇りがあり、自信がある。
そしてこんな人こそが、社会の繁栄のためにほんとうに必要なのである。
自分を失った人間が百億おっても、それこそ烏合の衆にすぎない。
自己を認識しないで、ただいたずらに他人の真似をしたがるのは、あたかも人間が犬の真似をするのと同じである。
そこには何の誇りもない。
お互いに、自分が他人と違う点を、もっとよく考えてみよう。
そして、人真似をしないで、自分の道を自分の力で歩んでいこう。
そこにお互いの幸福と繁栄の道がある。
:「松下幸之助 成功の金言365」
そのためには「素直な心」が大切である。
自らの強みを生かし、マネジメントを機能させるところに、お互いの幸福と繁栄の道がある。