ドラマネ倶楽部の理念は、「一緒にやれば、もっとできる!」 

主師親の三徳

私は仏法で説かれる「主師親の三徳」という視点から、「平和・文化・教育」の指標を実践的に捉えていきたいと思うのであります。

 この点については、インド文化国際アカデミーの理事長で、世界的な哲学者として名高いロケッシュ・チャンドラ博士との対談集(『東洋の哲学を語る』第三文明社)でも語り合いました。

 もとより封建的な道徳の範疇などではなくして、人類が規範としていくべき徳目として明かされております。敷衍して申し上げるならば――
 「主の徳」とは「人々の生命を守る」力であり、「平和」への責任感であります。
 「師の徳」とは「人々を幸福へ導く」力であり、「教育」の智慧であります。
 「親の徳」とは「人々を育み慈しむ」力であり、「文化」の慈悲であります。
 この「責任感」と「智慧」と「慈悲」を兼ね備えた最高の人格が仏であり、この三徳を体現して社会で行動しゆくことが、仏法で説かれる菩薩の実像なのであります。それは、アメリカのコロンビア大学での講演でも申し上げた通り、21世紀の世界市民の条件にも合致しております。
 さらに、仏法では、「主師親の三徳」を、それぞれ、わかりやすく「柱」「眼目」「大船」に譬えております。
 それを踏まえ、私は、世界192カ国・地域の創価の青年たちに「地球民族の平和の柱たれ!」「生命尊厳の哲理の眼目たれ!」「人道勝利の栄光の大船たれ!」との指標を贈りました。

:池田大作「中国文化大学国際フォーラムへのメッセージ」より

 

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