人には自分の反応を選択する能力があるという事実を受け入れることにより、今までみじめなありさまを自分で選択していたことを理解すると同時に、みじめにならない選択ができることを悟る。
:スティーブン・R・コヴィー 「7つの習慣名言集」
自分の反応を選択するとは、行動を選択するということ。
人は外部からの刺激や情報に基づいて行動を選択することができるということ。
同じ刺激や情報を得ても、人によって行動が変わる。
目指すべき方向が明確であれば、その方向に行動する。
それは、順風でも逆風でもヨットを目的地に近づけることができることと同じである。
逆風でも風がないよりましである。
しかし、目指すべき方向が明確でなければ、刺激や情報に流されてしまい漂い続けることになる。
物理的な自分の体はヨットと同じである。
目的地を決めない限り漂い続けてしまう。
今どきの高学年の小学生なら理解できるか?
理解できない大人は少ないはずだ。
理解はできても実践できないというのが正しいと思われる。
知識社会の到来は、実践する人を求める。