モルト部屋呑みテイスティング

部屋呑みのためのリーズナブルなモルトウイスキーを壊れた味覚と貧相な表現でテイスティングします。

牡蠣のオリーブオイル漬け

2015-11-04 22:42:56 | 旅行
9月末から週4日の伊勢出張が続いている
今週は月曜に休みをもらって伊勢入りしている
目的は初伊勢神宮参りと魚の旨い店探し
もちろん真の目的は仕事だけれど…

到着後、雨上がりの夕方に外宮をお参りしてみた




参拝者が殆どいなくって、寒くジメッとする巨木に囲まれた参道はすごくいい雰囲気


古めかしい旅館の背景の夕焼けがすごく綺麗だった

翌日の文化の日も昼前にお参りしたが、すっごい人だらけで、またカラッと秋晴れで、昨日と正反対

いつも泊まっているホテルから徒歩10分くらいなのでこれからはちょくちょくお参りしよう

ホテルのすぐ横に立ち呑みバーがあって、そこの若いバーテンダーに牡蠣のオリーブオイル漬けなるものが鳥羽で買えると聞いていたので、お参りの後鳥羽に行ってみた
電車でたった15分で到着


天気が本当によくって、こんな日に海を見てると、ぼーっとして嫌なことを忘れることができる
観光船が30分間隔で運行されていて、乗ってみようか悩んだが次回来た時に取っておいた
そそくさと目的のブツを購入


早く豊橋に帰ってモルトの当てにしたいなー
食べた後のオリーブオイルでサーディンのペペロンチーノを作ってみよう
まごうことなく旨いはず



夏休みの日記(後半)

2015-08-29 12:24:24 | 旅行
読み返しように7月末の連休とお盆休みの日記を書いておこう
東京へ行ったお盆休み篇

お盆休みは4日 + 有給1日

出勤最終日は会社の飲み会で、幹事が大変苦労してビール電車を企画していた
予約解禁日に電話掛けまくりなんとか取れた貸し切りビール電車だ



車中はおつまみセットと一番搾り飲み放題



豊橋駅前から終点の運動公園まで往復する全部で1時間半の飲み会
ただ路面電車に乗ってビールを飲むだけなのに何故かみんなハイテンション
実際かなり相当楽しかった ビール電車やりおるわい
冬はおでん車になるが、冬の方がさらに予約が取れない
ビール電車が好評だったので、冬は組合の力でゲットすることとなった
楽しみ

翌日は3泊で東京のホテルを取っていて新幹線で移動
なんだか東京もマンネリ感があり2泊に短縮した
てれてれしていたせいで昼過ぎに着き、去年の夏に行けなかった両国の江戸東京博物館へ直行した
2フロアで入口のある2フロアは江戸時代のジオラマやパネル中心としたお武家関連展示

すごく緻密な松の廊下





その階下は江戸から今日に至る東京の展示
結構広くって内容が濃い
江戸の町人は第一子を30歳過ぎにもうけ、平均3人を3年間隔くらいで作るそうだ
昔の人だから20歳前に子作りすると勝手に想像していたが今の日本人よりも遅くて意外
3人目なんかほとんど高齢出産だろう
ダウン症の子供なんかいなかったのかな?
また、子供の数がすごく多く迷子が社会問題になっていて、子供には迷子札を付けてたんだって
迷子センター的なものも町人たちで運用していたらしい
解決策なんか今も昔も変わんないんだな
なんだか映画版マクロスに出てきた古代文明都市での、「変わらないのね」のセリフを思い出してしまった
もっとも今は迷子になるほど子供はいないが
一事が万事、ホヘーって内容ばかりで楽しかったし、懐かしいものも結構あった

ガキの頃はスタンドも立てず駄菓子屋の前に横倒しにして買食いしていたな
でも、今の自転車に比べると頑丈だったのかも



ちょっと疲れたね

気付くとすっかり夕方になっていて田町のホテルへ移動途中、有楽町のモルトバーに寄った
大分のマスターもあんなに良心的な値段は東京だからできるんでしょうね、って言っていたが相変わらずうまいモルトがお安く飲める
一杯目はすぐに目に留まったオフィシャルプルトニーの15年カスク
大分でよく飲んでたやつで、プルトニーといえばこのラベルだろう
もう飲めないと諦めていたのにここで感動の再会
プルトニーがオフィシャルのカスクを出さない原因がサントリーだそうだ
ここでもマスターとサントリーの悪口談話に花が咲く

頂いた中でよかったのはメゾンのハイランドパーク
アルマニャックのような杏系で濃厚で、ただカスクの割にちょっと弱いかな
隣のモルト飲みももう少し強ければな~とこぼしていたが同感
6,7杯頂きホテルへ
チェックインして1階のバーで飲み直し
レストランにはお客さんは結構入っているが幸いバーは誰もいない
ホテルのバーなので種類こそ少ないがセンス良くうまいモルトを置いている
何よりここのバーテンダーがいいのでこのホテルを使っている
一杯目はモートラックを頂いたが、ハーフ分くらいしか取れず、次何か開けましょうか?と何本か見せていただき10年以上前に仕入れたというGMのマッカランを開けてもらった
古き良きマッカラン
GMのマクファイルズほど長熟でもなかったけどうまかった
マッカランはやっぱりGMしかありえないのか

サントリーの営業が置いていった9月から発売されるグレインウイスキー「知多」のサンプルを2人で飲んでみた
顔を見合わせ二人とも苦い顔
確か東海地方のバー向けに出荷していたと記憶していたが市販するようだ
グレインだから仕方ないが芯のないヘナヘナした味
しかしこれでゼニ儲けしようというんだから呆れるね
その営業はブレンデッドウイスキーの出し汁のようなものです、と言って置いていったらしい
うまい出し汁はそのまま飲んでもうまいけど、この自称「出し汁」はとても飲めないね

あと、これも9月から発売となるらしい余市と宮城峡のミニボトルがあった
生産中止になってどうするのかと思っていたが例に漏れず若い原酒を詰めて再販売するらしい
ニッカもこんな商売するんだ、と幻滅してしまった
試してみますか?と聞かれたが丁重にお断りした
年数が表記されていなかったので何年くらいの原酒がメインとなるのか伺った
アサヒの営業は婉曲にx年くらいがメインになるでしょうと言っていたらしい
プロモーションに影響するのでここでは年数は差し控えさせていただくが、まあ味を調整しながらブレンドするはずなので年数はあまり問題にはならないだろう

さすがに部屋へ戻って爆睡

翌日は久しぶりに二日酔いがひどく朝食を取っても治らない

重い頭のまま目黒の寄生虫博物館へ行った
20年以上前初就職した会社が横浜で、どうしても行ってみたく、上京後すぐに行った博物館だ
展示はほとんど変わっていなかったけど、やっぱりいいね寄生虫って
パネルに書いてあったけど、蚊も吸血中だけは寄生虫の分類になるのだそうだ
もちろん他の寄生虫の中間宿主としての役割が殆どだけど
写真は殆どがご自由にとあり凄いのをいっぱい撮ったけどこれも差し控えよう
一枚だけ寄生虫じゃないけど懐かしかったんで

小学校の時ガサガサとおケツに擦り付けたのを学校に持って行ったなー



今年の夏はいい油彩の展覧会がなく、仕方なく芸大美術館に幽霊画を見に行くことにしていた

応挙や国芳の定番や広重が一幅あったな
広重も幽霊画など描くんだな
盲目の老婆が三味線を抱いて水の上に浮かんでいる絵だった
やはり惹かれるね

日本橋のバーに電話したが誰も出ず、まー東京駅周りの土日は開けてない店も多く、ましてやお盆だから仕方ないかと、八重洲のハセガワを覗いてみた
しかし良さげなものはなく、地下で真牡蠣とシャルドネをいただきホテルへ戻った

ホテルのバーへ行き、芸大美術館で水墨画を見ました、と報告すると
彼も絵画鑑賞が趣味で三菱美術館の何とか会員ということだった
いつもは企画展のタダ券を持っているらしいが、この日は持ち合わせもなく、企画展は浮世絵で正直あまり興味もないのでいただけずむしろよかった
よく美術館へ行くらしく、とてもおいらと似た感性を持ってらして、話が弾んだな

豊橋にはまともなバーも話の合うバーテンダーもいないので、やはり東京はいいな
うわべだけじゃないんだよね

因みに宿泊者は20%offなので、センスの良いモルトの話がしたければ一度はここに宿泊していただきたい






夏休みの日記(前半)

2015-08-22 12:15:49 | 旅行

読み返し用に7月末の連休とお盆休みの日記を書いておこう
まず帰省した前半の夏休み篇

帰省途中、名古屋で降りて高島屋で実家のお土産用に柿の葉寿司を購入 併せて大分のバー用にも柿の種を購入
本当はギャレットなんとかいうポップコーンをマスター用に買って帰るつもりだったが日持ちしそうになく、また暑い中小一時間も並ぶ気概もなく
2,3年もすればクリスピーなんとかいうドーナツよろしく大分でも買えるようになるだろうし
フレーバー系のポップコーンは米国出張中に食べる機会もあったが、甘さが際立ちそんなに美味しくもないしね
話の種にはなっただろうが、その代わりに柿の種っていうね、韻を踏んでみた

お盆でもないので新幹線自由席はガラガラだ
北九州の実家で2泊した
90歳を超えた祖母は大した持病もなく大分ボケが進んでいたが、反射的においらの名前はでるし、まだまだお迎えは来そうにない
柿の葉寿司はかなり評判が良かったので、年末も買って帰ろう
翌々日はソニックで大分へ移動
昨年末に来た時はまだ工事中だった大分駅は完成形となっていて見違えた



バーへ行く前に居酒屋で魚をいただいたが、ペラッペラの鰹のたたきが猛烈に生臭くって食えたものでなかったな
バーにはまだ看板がなく、ドアにぶら下げた大きな二本の明珍火箸が、いつも通りチリリンと出迎えてくれる
バーの移転祝いにお渡ししたものだが、こんなに音が良いのなら自分用にも買っておけば良かったと時々後悔する
マスターはいつも通りで何よりだった
ここも他のいいバーの例に漏れずわかりにくい場所にあるのだが、分かりにくいながらもモルト好きが手探りで場所を探してくれるようだ
だから看板はなくてもいいんだろう
モルトを10杯以上頂いたな
1杯くらいはヒネたやつが飲みたかったので注文していると、大阪から出張中でモルト駆け出しという若者がシェリー樽物のヒネ香について色々マスターに質問し始めた
こういう若い人が最近多いらしい
都会にいがちなうんちく先行のモルト飲みは嫌いなので、つべこべ言わずに色んなモルトを飲んでもらいたい

翌日は筋湯温泉で一泊することにしていてレンタカーも手配済み
早くチェックアウトするつもりだったが、会社のメールを確認すると昨日の客先打ち合わせの宿題の一部が割り当てられていて、明日中の提出とある
協力会社と連絡しながらいきなり英文でレポート作成し、小2時間で完成、送付
英訳をひとに頼むと意外と添削に時間が掛かるので急ぐ時は自分で英文で作成することにしている

駅前のレンタカー屋で車を借りたが、なんとアクアだった
ハイブリッドは値段が倍以上するので普通の小型車を予約していたのだが、ラッキー
まずは長湯温泉に直行
最近トリップアドバイザーで日本のベスト2温泉に選ばれたらしく人が多かった
こういうベストなんとかってやめてほしい、マジで
ラムネ温泉も露天の炭酸泉は満員で泡のたちも心持ちいつもより悪かった



えのは定食を昼食に頂き、付いていた鯉こくがすごく美味しかった
実家でたまに鯉こくと鯉のあらいを食べるんだよね
養殖の鯉だからまったく臭みはなく大好き

長湯を後に筋湯温泉の近くの吊り橋に寄った
日本一の長さ、高さの吊り橋で景色はとてもよい
吊り橋からは二本の大きな滝が見ることができる
観光用に作られているからそういうロケーションをもちろん選んだのだろう





吊り橋から15分ほどで4年ぶりの筋湯温泉に到着
宿にチェックインし、wifiを借りてすぐに会社メールのチェック
温泉街の共同温泉に行き名物の打たせ湯を体験した
平日のしなびた温泉だけあって他に2人だけ
宿へ戻り夕飯前に家族湯へ
宿泊客も全部で4組しかないらしく宿内で出くわすことはない 平日の最大の利点だ
お湯はちょうど良い湯加減でぬるぬる系のお湯
肌がすぐにツルツルし始めるのがわかる

晩御飯のメインは豊後牛だけど馬刺しと茶碗蒸しが美味しい
全体に品数が多くお腹いっぱいになった
温泉街にコンビニなどなく宿以外で食べ物を調達することができないので筋湯の宿はどこも多めに用意すると若女将が言われていた
部屋のすぐ下は川が流れていて、窓を開けるととてもうるさくて寝てらんなく、部屋にはクーラーなどないので閉め切って寝たが、山奥なのでまったく暑くもなく寝苦しくもなく快眠できた



翌朝は早くに起きて露天風呂を頂いた
当然誰もおらず涼良い風が川上から流れてきて、決して高級旅館ではないのだがとても贅沢に過ごすことができた



我ながら良いチョイスだったと、いつもながら自画自賛である
ちなみに近くにスキー場があり(大分でもあるのだ)冬はスタッドれかチェーンが必要

朝食を頂き阿蘇の大観峰へよった
スカッと見晴らしが良くなる方がめずらしく、この日も視界は悪く阿蘇山ははっきりと見ることが出来なかった
山にも行くつもりだったが最近噴火したらしく入山はできないとのこと 残念





阿蘇から久住にかけてはお気に入りのドライブコースなのだ
途中放牧されている牛が沢山いた



きたことのない人にはとても九州とは思えないんじゃないかな

看板が出てたので竹田から脇にそれて白水の滝にも寄ってみた



国道から逸れて30分以上かかったので、膨らんだ期待は消化不良な感じ

レンタカー返却して真っ直ぐ豊橋に帰った

帰国

2015-04-10 04:07:19 | 旅行
プライベートなら楽しいアメリカも出張だといつも憂鬱
プレゼンの感触は悪く宿題は少なく、おいらのモチベーションは下がりっぱなし

最後の晩は朝鮮人街の中華へいった
まーまー美味しいんだけどホールのおばちゃんの対応が悪く、ビール飲むのにIDを見せろだの炒飯を追加しろだの…
みんなでチップは¢2でいいな、なんて話していたらチェック時$100を超える場合は10%のチップを自動的に貰うことになっていると
チェックを見ると$104
ムリムリ炒飯を追加させたのはそういうことか!
アメリカでもやつらのクズ具合は健在だ

今日は天気が良くって週末まで居れればいいんだけど、帰らねばならない
雲の湧き方が違うせいか、空を見ているだけども日本じゃないんだなって感じる



結構美味しかったレッドブルのブルーベリー味




また西海岸出張

2015-04-07 13:33:27 | 旅行
日曜日入りで西海岸出張中
イミグレは相変わらず質問の嵐で、仕事で入国する人は英語が必須なレベルだ

オフィサ
「何処へいくんだい?」
前のビジネスマン
「何処何処です」
オフィサ
「何しに?」
前のビジネスマン
「カンファレンスがあります」
オフィサ
「ほー、どうやって何処何処へ行くの?」
前のビジネスマン
「電車で行きます」
オフィサ
「へー、電車で行けるのか、どこから乗ってどこで降りるの?」
前のビジネスマン
印刷していたらしい路線図で説明し、この質問はクリア

ちなみにここの空港へ直結の電車はある
ただ、きちんと調べていなければこの質問には答えられない
オフィサは始終にこやかだったけど、疑わしいやつは入国させない気で満々だ

英語の話せない同僚は別室に連れて行かれておかげで1時間待ちぼうけ
かなりリベラルな州だけど地方都市は厳しいのかな?
大都市から入国する方がいいんだと、駐在は言ってた
確かにLAもサンフランシスコもサクサク裁くから心配なら大都市入国がいいのかも

昨日はイースターでどこのモールも閉まっていて買い物ができなかった
確か復活祭だったけか?
イースター前の金曜日は何とかフライデーで賑わっていたらしい
日本ほど祭りが多くないからその分各戸で盛大に祝うんだろう

チェックインして前回猛烈に肉が美味しかったグリルで昼飯
ランチメニューのバーガーはディナーほどでなくちょっと残念



同僚が買った話題のvoodooドーナツ
日本で展開することを目論んでいるらしい
まー、みれくれだけでこんな味じゃ無理だね
米国で流行ると阿呆みたいにありがたがる日本人って多いからわかんないけど…



で晩はモーテル近くのグリルでリブアイ
これも少し微妙か?