モルト部屋呑みテイスティング

部屋呑みのためのリーズナブルなモルトウイスキーを壊れた味覚と貧相な表現でテイスティングします。

そもそも 座学編

2014-04-01 23:22:28 | 日記
「そもそもモルトって何よ」と言われる方においらのモルト観を綴ってみた。
大きく外れていないと思う。まー大したこと書いてないしね。
詳細を知りたい方はwikiを参照ください。
座学編と初めての方の楽しみ方編に分けてお届けしようかな。
なんにしろ、モルトに興味を持ってもらえるとすごくうれしいです。

座学編

【大分類】
1.モルトウイスキー

 発芽させた大麦が原料の蒸留酒

2.グレインウイスキー
 雑穀が原料の蒸留酒
 バーボンウイスキーもとうきびが原料だからこれかな。

【中分類】
1.シングルモルトウイスキー

 モルトといえばこれのこと。
 1つ(シングル)の蒸留所のモルトウイスキーのみでボトリングされたウイスキー
 そうであれば、複数の樽のモルトウイスキーを混ぜたり、加水したりしてもよい。
 これがスコットランドで行われたものをスコッチウイスキーと呼んでいる。
 日本産シングルモルトウイスキーも流通しているので、めんどくさいから
 総称して「モルト」

 [製造元]
  オフィシャル・・・その蒸留所がボトリングまで行う。販売元とは限らない。

  ボトラーズ ・・・瓶詰会社(ボトラーズ)が蒸留所から樽を購入し、熟成、
           ボトリングを行う。販売も行う。
           G&M、シグナトリー、シルバーシールなどがそれ。
 [樽]
  蒸留した液体(スピリッツ)は樽詰めされて長期間熟成される。
  期間中、2,3度異なる種類の樽に詰め替えたりもして味を決める。

  シェリーウッド・・・これらの酒が熟成されていた樽を使って熟成された
  ポートウッド    シングルモルトウイスキー
  バーボン樽

  ミズナラ  ・・・よく知らない。最近よく聞く。イチローズモルトの影響か。
           何度とバーで飲むこともあったが、騒ぐほど良いか?

  ワイン樽  ・・・ワイン樽フィニッシュはまず、まずい。
           白ワイン樽は聞いたことがない。
           赤だとシェリーより派手に色がつくもんね。

 [熟成年数]
  必ずラベルに書かれている。上記の樽に寝かされていた年数のこと。
  表記が樽詰め年/瓶詰年の時もあり、引き算ができなければわからない。

 [度数]
  必ずラベルに書かれている。
  単位がproofの場合、それを大胆に2で割れば度になる。
  割り算ができなければわからない。
  表記が40,43,46度は間違いなく製造元で加水調整済み。オフィシャルものに多い。
  50度を超え、中途半端な度数だとカスクとよばれるもので加水されているない。
  ボトラーズものに多い。

 [飲み方]
  ・ストレート
  ・1,2割の常温水で加水

2.ブレンドウイスキー
 複数の蒸留所のモルトウイスキーとグレインウイスキーを混ぜたウイスキー
 各ブレンドウイスキーにはメインモルトウイスキーがあり、味の方向付けをしている。
 年数表記があるが使用している全てのウイスキーの年数がこれというわけではない。
 メインモルトウイスキーの年数なのかな。

 [製造元&販売元]
  蒸留所がブレンドウイスキーを作っているとは聞いたことがない。
  主にそれを得意としている酒造メーカがブレンドしている。
  シングルモルトウイスキーのボトラーズも時々ブレンドウイスキーを作っている。

 [飲み方]
  ・ハイボール
  ・ロック
  ・ストレート

3.ヴァッテドウイスキー
 異なる蒸留所のモルトウイスキーでボトリングされたウイスキー
 飲んだことない。

番外.ピュアモルトウイスキー
 S社の造語と記憶している。今は広く使われてしまっている。
 日本の販売元は蒸留所を国内外に複数持っていて、必ずしも日本国内の1つの
 蒸留所のモルトウイスキーだけでは売れるレベルにはならないから、シングル
 モルトウイスキーを名乗れず、捻り出した造語か?
 なら前出のヴァッテドウイスキーに分類されるのではないのか?
 ヴァッテドでは響きが悪いので、ピュアなのか?
 wikiで調べると英国では「ピュアモルトウイスキー」とラベルに表記することが
 法律で禁じられているとのこと。
 中身はモルトウイスキーなので、これも総称して「モルト」に含める。

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