日本全国の原発がどうなっていくのか、長期的には別にして、来年春に全機停止というシナリオがありそうなものになってきました。(9/27の野田首相衆議院予算委員会、志位氏への答弁より)
新しいBau(成り行きシナリオ、Business as Usual)として減原発に向かっているのだ、という観念が次第に多くの人たちの頭の中に入っていきそうです。
そこで、いくつかのシナリオを詳細に見ていく必要があるだろうと考えました。「脱原発」とは思ってない人も現状を見つめる参考にしていただければと思います。
前提とした考察は、以前のブログ記事 福島原発事故で突如顕在化した原発のピーク越えと右肩下がり での各要因です。
順に、
1.40年廃炉/新設は計画通り
2.40年廃炉/新設5年延期
3.被災原発とマーク1型、40年の廃炉/新設5年延期
の発電容量図を作ってみました。
1.40年廃炉/新設は計画通り…原発発電容量のピーク越えは、実は06~08年。09年の浜岡1,2号機の廃炉で本格的な廃炉の時代に入った。
2.40年廃炉/新設5年延期…大きな要因は、新規立地のメドが先送りになるだろうこと。上のグラフから新規立地だけ5年遅れの変化図はこちら。
3.被災原発とマーク1型、40年の廃炉/新設5年延期…そして、まともな原発推進派なら望むだろう、新規まき直しのために問題原発の整理をすすめればこうなるだろうケース。
以上の3つのケースが、いわば新たなBau(ビジネスアズユージュアル/成り行きシナリオ)の一部となります。脱原発運動の行動は、これらのベースラインからどれだけ「脱」を前倒しさせられるかで測られるべきということです。
What can we do to make a difference ?
もう一つは、新たなベースラインがどれだけ多くの人々にベースラインだと認識されるか、も大事だということです。世論のアンケートが、設問の中に「原発推進」や「現状維持」と書くとき、どんな現状を想定してそう聞いているのか、とんちんかんな人たちにはとんちんかんだと言うことも知らせないと間違った世論が生まれます。マスコミはそういう現状説明の仕事をしてくれるでしょうか?…一番ありそうにないことですね、読賣さん。
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