【 Album Data 】
リリース:1974年6月26日
チャート:米国1位、英国3位、オリコン24位
【 Single Data 】
リリース:1974年8月12日
チャート:米国5位、英国15位
*アルバム・ジャケットのデザインはヒプノシスによるものです。
Americanize
アメリカン化。アメリカ文化の影響を強く受けること。
英国でのブレークに比べ、全米では大成功したとは言い難かったのが、ポール・ロジャースが率いる"Free"、1973年、その"Free"解散後、彼は全米制覇を念頭においた新バンドを結成します!
集まった“悪友”たち
1973年5月にフリーが解散、ポール・ロジャース(vol.g.key)は、その時期にモット・ザ・フープルを脱退したミック・ラルフス(g.vol.key.)とグループを組む事を決意します。
更にフリーで一緒だったサイモン・カーク(ds.)も加わることになり、“グループ結成”がより具体化して行きました。
そして、もうひとり、元キング・クリムゾンのボズ・バレルがベーシストとして加入し、新バンドが誕生・・・
悪友、不良仲間という意味を持った"Bad Company"の誕生です!
ポール・ロジャースの野望!
フリーでの活動に満足感出来なかったポール・ロジャース、そのフリー時代に成し得なかった全米制覇を念頭にバッドカンパニーを始動させます。
フリーのイメージを多少明るめにし、アメリカナイズされた感じのアルバムは、ミディアム・テンポのシンプルな骨太ロックばかりで、いきなり全米1位を記録、全世界で1200万枚以上も売れた大ヒットとなりました。
今日ご紹介の曲はアルバムの1曲目に収録されシングルとして先行リリースされた「Can't Get Enough」です。この曲も全米で5位に入るヒットとなり、アルバム・セールス促進の大きな原動力になりました。
ポール・ロジャースのソウルフルなヴォーカルが見事にマッチしており、スルメイカじゃないですが“聴けば聴くほど”味が出てきます。
彼には派手なアレンジのバックは必要ありません!
そんなものなど一切必要としない“パワーと艶”を持った最高のロック・ヴォーカリストのひとりですね。
バンドのライブに持って来いの曲ですね!
Can't Get Enough - Bad Company
キャント・ゲット・イナフ / バッド・カンパニー
欲しいものは何だって手に入れるぜ
ベイビー、お前が欲しい
俺の欲しいものをお前はくれる
お返しが欲しいんだろ
カモン、カモン、カモン、やろうぜ
カモン、したいことをしようぜ
もっと愛して
もっと愛して
まだ愛が足りない
もう遅い、愛しあおうぜ
身体がまっぷたつになるくらい激しく
お預けはなしだぜ
じらすのやめてくれ
カモン、カモン、カモン、やろうぜ
カモン、したいことをしようぜ
もっと愛して
もっと愛して
まだ愛が足りない
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