Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ ホールド・ザ・ライン / トト:1978年作

2023年05月12日 12時25分16秒 | 1970年代の洋楽

【 Single Data 】
リリース:1978年10月2日(米国)
チャート:米国5位


80年代で僕達メンバーが誰一人参加してない、
そんなレコードを探すのは難しかったくらいさ!

こう豪語したのがギタリストのスティーヴ・ルカサー、そして、プロ中のプロ、腕利きのミュージシャンの集団がTOTOでした。

いよいよ80年代に最も成功したグループ中のひとつであるTOTOの登場です。

 【 Album Data 】
リリース:1978年10月15日
チャート:全米9位

あのAORの名盤に参加
同世代の皆さんは似たり寄ったりだと思いますが、TOTOを知ったのは、ボズ・スキャッグス絡みからでした・・・

時は、まさにAORブームの真っ只中、その中心にいたのがボズ・スキャッグス、その彼が、1976年リリースした“あのAORの名盤『Silk Degrees』”でバックを努めたセッション・マンが中心となって結成したのがTOTOでした。

当時もこんな調子で紹介されていたと思います!

ところが全員がレコーディングに参加していたわけでなく、そのセッションに名を連ねていたのは、キーボードのデヴィット・ペイチ、ドラムスのジェフ・ポーカロ、ベースのデヴィット・ハンゲイトの3人だけということらしいですね・・・

何となく、全員が“あの”AORの名盤のレコーディングに係わっていたと勘違いさせられるような記述、まんまとしてやられました!(笑)

恵まれたスタート!
実際は、このセッションの後、ジェフの弟のスティーヴ・ポーカロ(キーボード)、その友人のスティーヴ・ルカサー(ギター)、最後にヴォーカルのボビー・キンボールを加え、1978年にレコード・デビューすることになったそうです。

何れにしても、これ程、売れるための宣伝効果が満載の状態で、恵まれたデビューを出来たバンドはそうはいませんよね!(笑)

今日ご紹介するのは、彼らの記念すべきファースト・シングルに選ばれた「Hold The Line」です。
キーボード・プレイヤーのデヴィット・ペイチの作品のこの曲は、彼が、“眠っていた時に思いついた”とのこと~本当かいな?(^O^)

細かくリズムを刻むピアノ、そして強烈なギター...etc
ドラマチックで強弱の伴ったメリハリのあるサウンドを聴かせてくれる小気味いいこのデビュー・シングル、当然、全米で大ヒット、全米5位を記録しました!


ホールド・ザ・ライン / トト
きみがぼくを抱きしめるそのやり方じゃない
きみが心配なのよって言うその言い方じゃない
きみがぼくの友人をあつかうその仕方でもない
きみが時の終わりまで一緒にいようというそのやり方でもない
きみが ものをみる きみがそう言うやり方でもない
きみがこの絆を握りしめておくのに大事なのは
愛はいつもぴったりぴったり時間どうりにはいかない

きみがぼくに語ったその言い方でもない
きみがあなたは私のものよって言った言い方でもない
きみがあなたのところに戻ってきたわって示したそのやり方でもない
きみの愛がぼくを自由にしてくれたその仕方でもない
きみがものをみる きみのそういうやり方でもない
きみがこの絆を握り締めておくのに:必要なのは
愛はいつもぴったりぴったり時間どうりにはいかない

♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩


【 Billboard Hot 100 】1979年1月13日付
01.Too Much Heaven 失われた愛の世界 / Bee Gees
02.Le Freak おしゃれフリーク / Chic
03.My Life / Billy Joel
04.You Don't Bring Me Flowers 愛のたそがれ / Barbra Streisand & Neil Diamond
05.Hold The Line / TOTO
06.Sharing The Night Together めぐり逢う夜 / Dr. Hook
07.Y.M.C.A / Village People
08.Ooh Baby Baby / Linda Ronstadt
09.(Our Love) Don't Throw It All Away 愛をすてないで / Andy Gibb
10.Promises / Eric Clapton




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