Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ 子供の凱歌 / TOTO:1978年作

2023年05月13日 14時12分24秒 | 1970年代の洋楽
昔、よく聴いていた曲がCMに使われると・・・
何故か嬉しい!


10年程前のことですが、“スズキ ワゴンR”のCMに俳優の渡辺謙さんが登場、そのバックに流れていたのが、昔、よく聴いていたTOTOの曲で、凄く嬉しかったのが、今でも昨日のことのように思い出されます。


TOTOのカバー
勘違いする人がいるといけませんから、念のため言っておきますが~
便器の蓋のことじゃありまへん! 
CMに使われているのは、デイヴィッド・ギャレットというバイオリニストTOTOの曲をカバーしたもの。

 まさに天才!
この方のプロフィールが凄すぎます!

1980年9月4日、ドイツ人の父親とアメリカ人の母親との間に生まれたヴァイオリニスト。 4歳の時にヴァイオリンを始め、驚いた事に翌年にはコンクールに出場して優勝。8歳ですでにマネージメントチームがつき、国際的オーケストラと共演。 10歳にしてハンブルグ・フィルハーモニー管弦楽団と共演。 17歳の時にミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団と共演。 2年後にベルリン放送交響楽団と共演し評論家から称賛を受ける。 その後ロンドン王立音楽大学に学び、2004年にはジュリアード音楽学校を卒業。

彼はこのようにクラシックの王道を歩んで来たにも係わらず、その枠に収まらることなく、ロックとの融合を試みたクロスーオーバーの活動をします。 そういった活動の中で生まれた曲がTOTO「子供の凱歌 Child's Anthem」のカバーでした。

 【 Album Data】
リリース:1978年10月15日
チャート:Billboard 9位、オリコン39位

今日ご紹介するのは、1978年、“ボズ・スキャッグスの名作『Silk Degrees』のバックを努めたミュージシャンがバンドを結成した”という情報だけで、買う気になってしまった"TOTO"という便器メーカーと同名の新人バンドのファースト・アルバムから1曲・・・

当時はボズ・スキャッグスの全盛で、『Silk Degrees』もよく聴くお気に入りのアルバムでした。 そのアルバムのバックを努めたという触れ込みでしたから、当たり前のように、TOTOのデビュー・アルバムを買いました。 実際は、メンバーの内の3人しかレコーディングに参加してなかったんですが、そんなことを当時は知る由もありません。
もしかすると、デビュー曲の「Hold On The Line」は聴いていたかも知れませんが、何れにしても殆ど情報もない状況でアルバムを買ったのは間違いありません。

「最悪でも買って失敗と思うことはないだろう」と聴いてみると・・・
最初の1曲目でノックアウトされました!



そりゃ驚いた
期待してものと大きく違っていました~勿論、いい意味で!
最初の1曲、今日ご紹介の「子供の凱歌 Child's Anthem」だけで、どんなに素晴らしいバンドか判りましたよ。 
まさにこの曲、このアルバムだけでなく、それからのTOTOの活躍を期待させるに充分な序章曲でした!





2 コメント

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Unknown (sakaki45)
2023-05-14 11:57:27
TOTOは「ロザーナ」とか「アフリカ」とかの時期しか
聴いていなかったのでこの曲は知りませんでした。
アルトのCMの曲、いいなと思っていたのですが、
元ネタはTOTOだったのですね。
モヤモヤが晴れてスッキリしました。ありがとうございました。
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Unknown (ikenaijoni)
2023-05-15 09:16:59
@sakaki45 さんへ
多少の年代差がありますからね(^^)
「ロザーナ」や「アフリカ」が収録されている『聖なる剣』でファンになった方は多いと思います。
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