ビジュアル面で抜群のバランス!
フロントに立つジョン、ポール、ジョージの3人・・・
この3人の身長がほぼ同じ、しかも、ベース奏者のポールがサウスポーというビジュアル面での美しさも兼ね備えたビートルズは、無意識の内に色々なマイクパフォーマンスを可能にしました。
フロントに立つジョン、ポール、ジョージの3人・・・
この3人の身長がほぼ同じ、しかも、ベース奏者のポールがサウスポーというビジュアル面での美しさも兼ね備えたビートルズは、無意識の内に色々なマイクパフォーマンスを可能にしました。
ビートルズのオーソドックスなツイン・トップ
1本のマイクで、ジョンとポールのツイン・ヴォーカル
ジョンのリード・ヴォーカル、ポールとジョージのコーラス
ポールのリード・ヴォーカル、ジョンとジョージのコーラス
どのスタイルも絵になる!
どれを見ても凄くバランスが取れているのがよく分かりますね!
今日は1本のマイクにフロントの3人が集まり、絶妙なハーモニーを聴かせてくれた曲の紹介です。
今日ご紹介するのは、3部コーラスが美しい「This Boy」です。
ビートルズ・ファンの人気曲でもあるこの「This Boy」、色々な意味で、デビューして1年のビートルズが並みのロックンロール・バンドでないことを証明しました!
その音楽面とビジュアル面で印象付けた!
先ずは・・・
その音楽性の面において、勢いだけでガンガン攻めまくるだけでなく、コーラス・グループとしても非常に秀でているという点を印象付けました。
ビジュアル面でも、1本のマイクにギターを抱えた3人が寄り添って歌うという彼らにとって初めてのパターン・・・
勿論、それまでも、フォーク・トリオが同じような形態で歌ってはいたと思いますが、ロックンロール・バンドでは珍しかったのではないでしょうか?
同じくらいの身長の3人が寄り添い、しかも、その内のひとり、ポール・マッカートニーがサウスポーで見た目が恐ろしいほど美しい(笑
ビートルズ・ファンの人気曲でもあるこの「This Boy」、色々な意味で、デビューして1年のビートルズが並みのロックンロール・バンドでないことを証明しました!
その音楽面とビジュアル面で印象付けた!
先ずは・・・
その音楽性の面において、勢いだけでガンガン攻めまくるだけでなく、コーラス・グループとしても非常に秀でているという点を印象付けました。
ビジュアル面でも、1本のマイクにギターを抱えた3人が寄り添って歌うという彼らにとって初めてのパターン・・・
勿論、それまでも、フォーク・トリオが同じような形態で歌ってはいたと思いますが、ロックンロール・バンドでは珍しかったのではないでしょうか?
同じくらいの身長の3人が寄り添い、しかも、その内のひとり、ポール・マッカートニーがサウスポーで見た目が恐ろしいほど美しい(笑
普通は“捨て曲”の位置
更に最も驚くべきことは、この名曲が、アルバムにも収録されない、単なるシングルのB面曲にすぎないという点です!
普通のバンドなら、この位置に入る曲は、はっきりいって“どうでもいい曲”・・・いわゆる“捨て曲”という奴(*^^*)
このような立ち位置にこういった曲を持ってくるところに、改めてビートルズの偉大さを感じられずにいられません!
ジョンの二面性を表した!
恋人を奪っていったものの、彼女を泣かすことになるであろう“That Boy あいつ”と、その彼女を何とかして取り戻そうとする“This Boy こいつ”~(*_*)
これは表面的に強気な部分と内面の弱い部分を併せ持ったジョン・レノンの二面性を表したものと言われています。
「冷酷な部分と限りなく優しい部分を持っている!」とポール・マッカートニーも証言していることから、やはり、ジョンという人、少々複雑な精神構造を持っていたようですね(^O^)
印象的なソウルフルなソロを聴かせてくれます!
ジョンはこの曲を、「スモーキー・ロビンソンの3声コーラスの曲を意識して作った」と言っており、ジョンとポールのコーラスに、後からジョージのコーラスを被せるという順番でレコーディングが進められたとか・・・
名曲ですね!
それにしても、単なるシングルのB面曲ですら、“隠れた名曲”と云われない所が凄い!
こいつ(ジス・ボーイ) / ザ・ビートルズ
僕の恋人を横取りしたあいつ
そのうち後悔するだろう
この僕が君を取り返してやるのさ
あいつは君にふさわしくない
奴も君を求めているんだろうが
この僕は君を取り返したいんだ
この僕はただ
君を愛するだけで幸せだけど
あいつはきっと
君を泣かせないと満足しないよ
たとえどんなにつらくたって
君への想いはいつまでも変わらない
もしも君が僕のもとへ戻ってくれるなら
この僕のもとへ
僕の恋人を横取りしたあいつ
そのうち後悔するだろう
この僕が君を取り返してやるのさ
あいつは君にふさわしくない
奴も君を求めているんだろうが
この僕は君を取り返したいんだ
この僕はただ
君を愛するだけで幸せだけど
あいつはきっと
君を泣かせないと満足しないよ
たとえどんなにつらくたって
君への想いはいつまでも変わらない
もしも君が僕のもとへ戻ってくれるなら
この僕のもとへ
カバーもセンスいいですしね。
ただ、日本語タイトル「こいつ」はないでしょう。
これだけは納得できないです。
そうなんですよ、「こいつ」はないですよね(笑)
後で後悔した邦題だったと思いますよ。
名曲なだけに余計残念な邦題です。
捨て曲無しも素晴らしいの一言です。
「こいつ」は変ですね。そのままの題名で十分ですね。また、楽しみにしています。 なおとも
正直言って、リバプールの、しかも、リンゴを除いた3人は少年時代のアマチュアの頃からのメンバーであって、これ程、ビジュアル面で高い水準を持った人がバンドのメンバーであった事もその音楽性同様に奇跡的ですね。
紳士なマネージャーのブライアン・エプスタイン、多様な音楽的な素養を持ち合わせたプロデューサーのジョージ・マーティン等、全てが歴史的な大成功を治めるためのワンピースだったように思います。