Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ ラ・バンバ / ロス・ロボス:1987年作、ラ・バンバ / リッチー・ヴァレンス:1958年作

2024年02月01日 08時00分00秒 | 1980年代の洋楽
“音楽が死んだ日” ~ 第一章
ラテン系のノリノリの曲を歌う人の伝記ともいえる映画を観るまで、この人が、あの“3人の悲劇のロックンロール・スター”の一人であることを知りませんでした。

今日ご紹介する曲は、ロサンゼルス生まれのメキシコ系アメリカ人のリッチー・ヴァレンスがヒットさせたロックンロールの名曲「ラ・バンバ」です。
この名前を知らない方も、「ラ・バンバ」という曲名を聴けば、「あ~、あのビールのCM曲ね!」とほとんどの方が知ってると思います!
この「La Bamba」は、自分の彼女に捧げた「Donna」のB面曲として、1958年10月18日にリリースされると、米国でA面2位、B面22位と両面ヒットとなりました。

元々、この曲は、メキシコの300年以上前から歌われている民族音楽を発展させた“ソンハローチョ SON JAROCHO”と呼ばれる音楽のひとつをロックンロール調にしたもので、アメリカで初めてヒットしたスペイン語の歌になりました。

 
映画『ラ★バンバ』
カリフォルニアの農場で働いていたリッチー・ヴァレンスが、やがて、ロックンロールで成功を収めるまでの過程、あるいは、美少女ドナとのプラトニックな恋から生まれた曲が存在することなど、1987年に封切られた映画『ラ★バンバ』で観ることが出来ます。

僕はこの映画を、昔、レンタル・ビデオで観ました~とても面白かったですよ!
皆さんも、是非、観られといいですよ!
最後が何ともやるせないですが・・・

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★


【 Single Data 】
リリース:1987年7月20日
チャート:Billboard 1位、英国1位


それでは、映画の筋に沿って、エンディング部分を・・・

「ラ・バンバ」のヒットで、一躍、“時の人”となったリッチー・ヴァレンスが、当時、ロックンロールの大スターだったバディ・ホリー等と共にツアー・・・
観客に熱狂的に迎えられます!

そして、運命の日・・・

それはそれは寒い1959年2月3日の深夜午前1時、、、
よりによって、その日の彼は風邪気味で、しかも、移動用のバスが故障。
そんな状況の中、セスナ機をチャーターしたバディ・ホリーから、「あと一人分、余裕がある。コインで決めるから」とお誘いが、、、

飛行機嫌いのリッチーでしたが、その日の寒さと、体調の悪さに、残るひとつの座席を巡るコインの賭けに参加することにしました。

そして、それに勝利し、飛行機に乗り込むリッチー、、、

彼が飛行機嫌いな事を知っていたバディは、不安な様子を隠しきれない彼に向かいこう言うのでした。

リッチー心配するな!
スターは大空が家だろ?


バディ・ホリー22歳
リッチー・ヴァレンス17歳


若き大スターとこれから全盛期を迎えようとしている少年の悲劇への扉が開かれた瞬間です!

時は1959年2月3日午前1時頃、、、

運命の飛行機は飛び立ちました・・・

映画の一場面です!
メキシコ系アメリカ人のバンド、ロス・ロボスの完璧なカバー!

ラ・バンバ / ロス・ロボス
バンバを踊るために
バンバを踊るために
必要なんだ
少しの優雅さが
少しの優雅さが
さらに、そして
上へ、上へ

上へ、上へ
君のために
君のために
君のために

私は水夫じゃない
私は水夫じゃない
私は船長
私は船長
私は船長

バンバ バンバ
バンバ バンバ
バンバ バンバ

バンバを踊るために
バンバを踊るために
必要なんだ
少しの優雅さが
少しの優雅さが
さらに、そして
上へ、上へ

バンバを踊るために
バンバを踊るために
必要なんだ
少しの優雅さが
少しの優雅さが
さらに、そして
上へ、上へ

上へ、上へ
君のために
君のために
君のために

バンバ バンバ
バンバ バンバ
バンバ バンバ


【 Billboard Hot 100 】1987年8月29日付
01.La Bamba / Los Lobos
02.Who's That Girl / Madonna
03.Don't Mean Nothing / Richard Marx
04.Luka / Suzanne Vega
05.Only In My Dreams / Debbie Gibson
06.I Just Can't Stop Loving You / Michael Jackson & Siedah Garrett
07.Rock Steady / Whispers
08.Didn't We Almost Have It All / Whitney Houston
09.It's Not Over (Til It's Over) / Starship
10.Can't We Try / Dan Hill







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