【 Single Data 】
リリース:1972年2月25日(英国)、2月28日(米国)
チャート:英国16位、米国21位
解散直後のドロドロ劇ををリアルタイムで経験
ビートルズを夢中になって聴き始めた時期、4人のビートル達の仲違いが激しかった時期、この両極端の状況を同時に経験した“後追い世代第1期生”と云われる我々の世代・・・
このような異常な状態であるが故、より再結成への期待感も大きく持っていたように思われます。
再結成の夢が萎んだ
当時は、今のようにインターネットで、何でも直ぐに調べられるような状況でありませんでしたから、リアルタイムであったが故、知らなかった部分も多かったのも事実です。
そんなビートルズの再結成がファンの切なる願いであった1971年、『ポールが新グループを結成する』というニュースが・・・
これは正直、ショックでしたね!
「これでビートルズの再結成は先に伸びた」と思ったものです・・・
とはいうものの、アルバムの素晴らしさを認めつつ、ビートルズらしさが一欠片もないジョン・レノンに対して欲求不満が溜まっていたこともあり、「ポールならファンを絶対満足させるアルバムを作ってくれるに違いない!」という期待感も大きく膨らんで来たのも事実です。
「これでビートルズの再結成は先に伸びた」と思ったものです・・・
とはいうものの、アルバムの素晴らしさを認めつつ、ビートルズらしさが一欠片もないジョン・レノンに対して欲求不満が溜まっていたこともあり、「ポールならファンを絶対満足させるアルバムを作ってくれるに違いない!」という期待感も大きく膨らんで来たのも事実です。
【 Album Data 】
リリース:1971年12月7日
チャート:英国11位、Billboard 10位
1971年の8月、ウイングスのデビュー・アルバムとして、2週間足らずでレコーディングされた『Wild Life』、ビートルズ回帰の期待値が絶大なポールの作品としては、良い悪いは別にして、あまりにファンの望むものとはイメージの隔たりがあり、“好評を得る”に至りませんでした。
そして、ファンの失望感、評論家の酷評が渦巻く中、ウイングスのシングル第1弾としてリリースされたのが、今日ご紹介する「アイルランドに平和を Give Ireland Back To The Irish」でした。
もともと、新アルバムから唯一のカヴァー曲の「Love Is Strange」をシングル・カットする予定だったものを、1972年1月30日に起きた“血の日曜日事件”にポールが衝撃を受けたことから、この曲が急きょ、ウイングスのシングル第1弾としてリリースされることに・・・
そして、ファンの失望感、評論家の酷評が渦巻く中、ウイングスのシングル第1弾としてリリースされたのが、今日ご紹介する「アイルランドに平和を Give Ireland Back To The Irish」でした。
もともと、新アルバムから唯一のカヴァー曲の「Love Is Strange」をシングル・カットする予定だったものを、1972年1月30日に起きた“血の日曜日事件”にポールが衝撃を受けたことから、この曲が急きょ、ウイングスのシングル第1弾としてリリースされることに・・・
ポールにプロテスト・ソングは似合わない!
さて、プロテスト・ソングのこの曲、当然の如く、“政治的”と理由で、当事国のイギリスでは、BBCをはじめ、多くのメディアで放送禁止処分となりました。
チャート的にも、それが影響してか、英国で16位、米国で21位とポールの新バンドのデビュー曲としては低調な結果しか得られませんでした。
ポールの本質は史上最高のポップ・アーティス、どうも、この手の曲は苦手の様で、どんな曲でもポップに仕上がってしまうようですね!(^O^)
決して好評とは云えなかったこの曲でしたが、このポールのアプローチに対し、思わぬ人が擁護する発言をしました・・・
ジョン・レノンが「歌詞が幼すぎる!」と批判!
しかし、「こういったものに目を向ける事は歓迎すべきだ」と擁護発言も・・・
何れにしても、歌詞の内容なんて二の次、というか意味の分からないラジオ少年にとっては、すごく懐かしい思い出の曲として心に残っています。
アイルランドに平和を
/ ポール・マッカートニー&ウイングス
アイルランドを返せ アイルランド人の手に
アイルランドを差別しないでくれ
アイルランドを返せ アイルランド人の手に
アイルランドをアイルランド人のものに!
グレート・ブリテン 確かにお前はすばらしい
だがお前の国では誰も僕のように認識しない
だが一体 お前は海の向こうで
何をしている
どうしたいのか言ってみてくれ
もしも働いている時
アイルランドの兵士に邪魔されたら
お前は抵抗もせずに
屈服するか
全てを差し出すか
国民はあきらめるだろうか
アイルランドを返せ アイルランド人の手に
アイルランドを差別しないでくれ
アイルランドを返せ アイルランド人の手に
アイルランドをアイルランド人のものに!
グレート・ブリテン お前ばかりでなく人はみな
“人間は自由だ”と言いながら
だが今 アイルランドにも
僕のような顔をした人間もいるのだ
神と国を夢み
現状を心から嘆く
まるで監獄にいるようなもの
それでも何もせず
屈服し
全てを差し出せと言うのか
それとも狂ってしまえと言うことか
アイルランドを返せ アイルランド人の手に
アイルランドを差別しないでくれ
アイルランドを返せ アイルランド人の手に
アイルランドをアイルランド人のものに!
アイルランドを返せ アイルランド人の手に
アイルランドを差別しないでくれ
アイルランドを返せ アイルランド人の手に
アイルランドをアイルランド人のものに!
/ ポール・マッカートニー&ウイングス
アイルランドを返せ アイルランド人の手に
アイルランドを差別しないでくれ
アイルランドを返せ アイルランド人の手に
アイルランドをアイルランド人のものに!
グレート・ブリテン 確かにお前はすばらしい
だがお前の国では誰も僕のように認識しない
だが一体 お前は海の向こうで
何をしている
どうしたいのか言ってみてくれ
もしも働いている時
アイルランドの兵士に邪魔されたら
お前は抵抗もせずに
屈服するか
全てを差し出すか
国民はあきらめるだろうか
アイルランドを返せ アイルランド人の手に
アイルランドを差別しないでくれ
アイルランドを返せ アイルランド人の手に
アイルランドをアイルランド人のものに!
グレート・ブリテン お前ばかりでなく人はみな
“人間は自由だ”と言いながら
だが今 アイルランドにも
僕のような顔をした人間もいるのだ
神と国を夢み
現状を心から嘆く
まるで監獄にいるようなもの
それでも何もせず
屈服し
全てを差し出せと言うのか
それとも狂ってしまえと言うことか
アイルランドを返せ アイルランド人の手に
アイルランドを差別しないでくれ
アイルランドを返せ アイルランド人の手に
アイルランドをアイルランド人のものに!
アイルランドを返せ アイルランド人の手に
アイルランドを差別しないでくれ
アイルランドを返せ アイルランド人の手に
アイルランドをアイルランド人のものに!
♫ ♩ ♬ ♩ ♫ ♩ ♬ ♩ ♫ ♩ ♬ ♩ ♫ ♩ ♬ ♩ ♫ ♩ ♬ ♩
【 All Japan Pop 】1972年5月22日付
01.母と子の絆 / ポール・サイモン
02.アイルランドに平和を / ポール・マッカートニーとウイングス
03.マイ・ワールド / ビー・ジーズ
04.ママに捧げる詩 / ニール・リード
05.名前のない馬 / アメリカ
06.孤独の旅路 / ニール・ヤング
07.愛するハーモニー / ニュー・シーカーズ
08.デイ・アフター・デイ / バッドフィンガー
09.ライオンは寝ている / ロバート・ジョン
10.対自核 / ユーライア・ヒープ
11.オー・マイ・ラヴ / レターメン
12.ファミリー・オブ・マン / スリー・ドッグ・ナイト
13.ウィザウト・ユー / ニルソン
14.テレグラム・サム / T.レックス
15.ハーティング・イーチ・アザー / カーペンターズ
16.恋するニコラ / ローラ
17.アメリカン・パイ / ドン・マクリーン
18.バック・オフ・ブーガルー / リンゴ・スター
19.光ある世界へ / チェイス
20.木枯しの少女 / ビョルン&ベニー
01.母と子の絆 / ポール・サイモン
02.アイルランドに平和を / ポール・マッカートニーとウイングス
03.マイ・ワールド / ビー・ジーズ
04.ママに捧げる詩 / ニール・リード
05.名前のない馬 / アメリカ
06.孤独の旅路 / ニール・ヤング
07.愛するハーモニー / ニュー・シーカーズ
08.デイ・アフター・デイ / バッドフィンガー
09.ライオンは寝ている / ロバート・ジョン
10.対自核 / ユーライア・ヒープ
11.オー・マイ・ラヴ / レターメン
12.ファミリー・オブ・マン / スリー・ドッグ・ナイト
13.ウィザウト・ユー / ニルソン
14.テレグラム・サム / T.レックス
15.ハーティング・イーチ・アザー / カーペンターズ
16.恋するニコラ / ローラ
17.アメリカン・パイ / ドン・マクリーン
18.バック・オフ・ブーガルー / リンゴ・スター
19.光ある世界へ / チェイス
20.木枯しの少女 / ビョルン&ベニー
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます