Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ サムデイ / エリック・カルメン:1978年作

2023年08月04日 07時19分33秒 | 1970年代の洋楽
輪廻転生
人が生まれ変わり、死に変わりし続けること。

仏教語で、「輪廻」は車輪がぐるぐると回転し続けるように、人が何度も生死を繰り返すことを指す。「転生」は生まれ変わること。
ロックンロール調の曲では「何が何でも、今宵、彼女をモノにしてやる!」と、エロエロ・モードで迫り来るエリック・カルメン、ところが間もなく、その恋も終わり、彼女は去って行ってしまう・・・
諦めきれないカルメンは、バラード調の曲で「もう一度、考え直して戻って来て欲しい」と嘆き悲しむ・・・
こんな調子で延々と悶々が続くエリック・カルメン物語は、実に判り易いお決まりのワンパターン‼️

  【 Album Data 】
リリース:1978年9月11日
チャート:Billboard 137位

今日ご紹介するミディアム・バラードの「Someday」も、去って行った彼女が、いつか気が変わって戻って来てくれることを期待して、待ち続けるといった彼お得意の王道パターンの曲ですね(^O^)

タック・ピアノ
イントロのピアノ音が印象的なこの曲ですが、使われているのが“タック・ピアノ”と呼ばれる代物。
このピアノはピアノのハンマーと弦の間に何かしらの異物(紙とか、金属とか)を挟んだ状態のもので、これならではの特有のアタック感が醸し出されます。


シンプルなミディアム・テンポのバラードのこの「Someday」、コーラスと同時に一気に分厚さを増す・・・
このパターンはエリック・カルメンの十八番❗️
この手の曲は彼の必殺アイテム、アルバムの中に無くてはならぬ、ホッとする1曲です。


サムデイ / エリック・カルメン
いつか僕が冷静になったら
あの娘は、どうしてなのかと考えるだろう
昔は僕をひどく冷たくあしらったあの娘
だがいつかきっと
慌てて僕のところに戻って来るぞ

いつか僕が行ってしまったら、あの娘は
すっかりひとりぼっちになることが
どんな感じかわかるだろう
その時こそ、あの娘は急いで帰って来るぞ

また別れを告げたあの娘
僕はただ来るべき時を待ってるんだ
あの娘が膝まづいて
僕の愛を請う、その時を

出来る手はすべて尽くした
でもあの娘はただ歩いて行ってしまう
僕は憂うつな思いに打ちのめされて
あの娘に会うのは日ごとに難しくなってくる

いつか僕が冷静になったら
あの娘は、どうしてなのかと考えるだろう
昔は僕をひどく冷たくあしらったあの娘
だがいつかきっと
慌てて僕のところに戻って来るぞ
いいか、きっとあの娘は戻って来るぞ
そうさ、脇目も振らずに僕のところに帰って来る
いつかきっと、あの娘は戻って来るさ






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