Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ クレイジー・ママ / スレイド:1972年作

2023年04月21日 07時55分08秒 | 1970年代の洋楽


写真のアーティストのブーツに注目して下さい!
1970年代、このような“ロンドンブーツ”というのが流行りました・・・

しかし、ロンドンブーツを履きこなす為には、それにマッチするパンツが必要不可欠で、一番格好良く決まるのがベルボトムのジーンズでした。


ロンドンブーツ➕ベルボトム
しかし、この組み合わせには大きな弱点がありました!

足は長く見えるものの、雨が降ると裾が濡れ、ズボンの丈をロンドンブーツの高さに合わせているので、靴を脱いだ時にとにかく始末が悪いのだ!
「長い!引きずってしまう!」(^O^)

『ベルボトム+ロンドンブーツ』を粋に着こなすには・・・
・雨の日には穿かないこと。
・靴を脱がなければならない所へは行かないこと。
・部屋に帰ったら、直ぐに着替えること。
とにかく面倒くさい!

 
さて、そんなことで今日は、当時、ロンドンブーツがやたら目立っていたバンドの紹介です。

今日ご紹介する"Slade"は、1970年代前半にリリースしたシングルが次から次とヒットし、当時の英国で、嘗てのビートルズに匹敵するほどの勢いがありました。

彼らの絶頂期は、グラム・ロックの全盛時、そんなこともあってか、彼らのジャンルはグラム・ロックということに・・・
元々、グラム・ロックというジャンルは、サウンドがどうこうというより、そのビジュアル面の派手さで色分けされた部分がありました。
彼らのサウンドはシンプルで少々ハードなオールド・ロック風。 当時は、プログレなどの長尺で小難しいロックが幅を利かしていましたので、シンプルにこじんまりまとまった彼らのサウンドは新鮮味が感じられました。


【 Single Data 】
リリース:1972年8月25日
チャート:英国1位、米国76位

今日ご紹介する「クレイジー・ママ Mama Weer All Crazee Now」は、この日本で初めてのスマッシュ・ヒットした曲~そして、何と言っても注目したいのがその歌詞の中の一節です!
冒頭でも出て来たグラム・ロック・ムーブメントの象徴とも云えるロンドン・ブーツの事が歌詞に折り込まれています。
歌詞の中の "H" Hill's left shoeという部分の"H" Hillというのは、彼らのリードギタリストのデイヴ・ヒルの事。 彼のロンドン・ブーツ分くらいのウィスキーをたらふく飲んだと・・・
臭って来そうで、少しも美味しそうに感じられない!(・・;)

クレイジー・ママ / スレイド
俺、お前さんみたいな酒の飲み方はゴメンだよ
まだ金を払う必要なんて無いよ

もう飲むななんて言うなよ、頼むからさあ
もう1杯、いいだろ
そうよ、そうよ
俺たちゃあ、みんなクレイジーだからよお
  
お前さん、熱いお湯でも火傷しないって俺に言ったよな
そんな風に俺をいじめるなよ、お蔭様ですっかり女日照りさ

もう飲むななんて言うなよ、頼むからさあ
もう1杯、いいだろ
そうよ、そうよ
俺たちゃあ、みんなクレイジーだからよお

俺、お前さんみたいな酒の飲み方はゴメンだよ
俺、H・ヒル のブーツの片方一杯分は飲んだよ

もう飲むななんて言うなよ、頼むからさあ
もう1杯、いいだろ
そうよ、そうよ
俺たちゃあ、みんなクレイジーだからよお
俺たちゃあ、みんなクレイジーだからよお
俺たちゃあ、みんなクレイジーだからよお
俺たちゃあ、みんなクレイジーだからよお






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