『Godzilla vs. Kong』
つい先日、”Netflix”でハリウッド映画の『ゴジラvsコング』を観ました。 1962年の日本映画の方のタイトルは『キングコング対ゴジラ』で、ゴジラはあくまでも悪役、最後は崖からゴジラとキングコングが海に落ち、暫くしてからキングコングだけが南の島に泳いで帰っていく場面で終了~いくら何でも「ゴジラは死んでないだろ!」と思いましたが、とにかく、“無事、ゴジラの恐怖は終わりました”的な強引な終わり方でした。 今回のハリウッド版は、ゴジラがコングを屈服させたという感じで、バトルは終わるんですが、この後にメカゴジラによってゴジラが危うくトドメを刺されるところをコングが助け、2匹協力しあってメカゴジラを倒すという運びになり、映画の最後はゴジラが海の向こうに泳いで行き、コングが故郷の※地下空洞で幸せそうに過ごす場面で終わります。
そして、緑豊かな地下空洞の場面に移る直前にバックから流れて来る音楽が、今日ご紹介するホリーズの「やすらぎの世界へ The Air That I Breathe」でした。
故郷に帰って幸せそうにしているコングの気持ちにマッチした選曲だったと思います。
※地球の内部に存在する巨大な空洞。巨大生物の故郷とも言える場所。
The Air That I Breathe - The Hollies
この曲を初めて知ったのは、ホリーズではなく、オリビア・ニュートン・ジョンで、アルバムの中の1曲として知りました。
ホリーズ・バージョンは神秘的なイメージのイントロで、徐々に盛り上がりを見せ、ギターソロに繋げるといった、ロックバラードの王道を行く様なアレンジ。 オリビア・バージョンはフォーク調でアコースティッ・ギターが静かに奏でらて、ギター部分の間奏は女性コーラスのスキャット、後半のサビは一気に大コーラスになり、間奏のスキャットも激しさを増す。 何方も甲乙を付け難いいい出来だと思います。
The Air That I Breathe - Olivia Newton-John
この曲の作曲者は、あの自己評価が異常に低いアルバート・ハモンド。 こんないい曲を書き上げる事が出来て、何で悩むのか不思議でなりません。 アート・ガーファンクルがカバーした「99 Miles From L.A.」なんて、シンプルだけど本当に名曲ですよ。
The Air That I Breathe - Albert Hammond
三者三様でどれもいいですね(^^)
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