初めて聴いて衝撃を受けた人は多かった筈!
でも、僕は、「Killer Queen」の衝撃があったので、それ程の驚きはなかった!
「彼らなら、不思議でない!」と・・・
アカペラバラードオペラハードロックバラード
このように目まぐるしく急展開するわけですが、何といってもオペラ部分の挿入が、この曲の目玉であり、皆に大きな衝撃を与える要因となりました!
ところが僕自身は、ロック・バンドのオペラへのアプローチというものを、既に10cc の「パリの一夜」で経験済みだった・・・
そのことが、他の人に比べ、この衝撃を和らかにしたんじゃないかと思います。
しかし、ミニ・オペレッタに従事した10cc に比べ、そこにハードロックの要素をも加えたクイーンは素晴らし過ぎる!
6分弱の中に、多彩な要素を、無駄なく盛り込んだ「Bohemian Rhapsody」・・・
ドラマチックにならないわけはないですね!
しかし・・・
ここで大きな疑問が!
どうやって、ライヴで再現するんじゃ???
まさか、その部分を、映像で流すようなインチキはせんわな!
どうやって、やるんじゃ?
Bohemian Rhapsody Live! - Queen
でも、あいつら・・・
悪びれることなく堂々とやりゃあがった!(爆)
しかし、このインチキにも、有無を言わせぬ見事な曲ですね!
当時、アメリカではさほど売れなかったんですよね。
全米no1を初めて獲ったのは、いかにも大英帝国っぽいものではなく、オールディーズのロカビリー調で最もクイーンらしくない「愛という名の欲望」でした。