Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ 宇宙の彼方へ / ボストン:1976年作

2023年05月28日 11時02分23秒 | 1970年代の洋楽
【 Single Data 】
リリース:1976年9月18日
チャート:Billboard 5位、全英22位、オリコン68位

この曲を初めて聴いたのは学生時代~いやあ~びっくりしましたねえ!
音質から何から何まで、まるで“未知との遭遇”、他のレコードとは別次元でした。
このことは、聴いて貰えばお解りのはずです~今から、40年以上も前の曲なんて信じられないですよね!

インテリが作った!
当時、リーダーのトム・ショルツ“マサチューセッツ工科大学出身のインテリである”というのが売りのひとつで、「やっぱり、ロックもインテリがやると、こうも違うものかいな」と思い、「他はアホばっかちゅうことやね」とつい思ってしまったほどです(^O^)
彼は、大学を卒業後、プロダクト・エンジニアとして一般企業に就職し、仕事の傍ら、電気工学の知識を生かして自宅アパートに多重録音可能なスタジオを作り、そこで殆どショルツ独りでデモ・テープを完成させました。

本当に1人で作ったの?
あまりの完成度にレコード会社(CBS)の人間にも、とてもショルツ独りでデモ・テープを作ったとは中々信じてもらえませんでした。
そして、デモテープを聴いたCBS側の担当者は「現存するあらゆるロック・ミュージックの作品の中で、最も素晴らしい作品である」と評価したという逸話もあるくらいです。 
アルバム制作においても、完成度の高いデモ・テープの、スタジオでのクオリティー度をアップさせる事だけに費やされました。

 【 Album Data 】
リリース:1976年8月25日
チャート:Billboard 3位

ライブ・パフォーマンスの為にバンドを
ボーカル以外はほとんどすべての楽器をショルツ自身が演奏しており、バンドのメンバーは、デビューにあたってライブ活動を行なうために集められた~まさにワンマン・バンドとはこういったバンドの事を言うんですね!
いやいや、元々、バンドなど存在してないと言っても決して言い過ぎにはならない不思議なプロジェクトといえるのではないでしょうか・・・ 
デビュー・アルバムの『幻想飛行』は、ビルボードで最高位3位~現在までの全世界の総売り上げも2.000万枚を記録する大ヒットとなりました。
宇宙の彼方へ / ボストン
今朝、空を見上げたらすでに太陽は昇ってた
ラジオのスイッチを入れ、一日を始める
聞き慣れた曲に我を忘れ
目を閉じると僕の心はどこかに飛んで行った
モア・ザン・ア・フィーリング
それは知覚を超えたもの
あの懐かしい曲を聞くと・・・
モア・ザン・ア・フィーリング
そして僕は夢見はじめる
モア・ザン・ア・フィーリング
マリー・アンが出て行く姿だけが見える
僕のマリー・アンがゆいっり消えていく
沢山の友達がやって来ては去って行った
年月とともに彼らの顔も薄れてしまう
それでも心を巡らせば思い出す
夏空に響くサウンドのように鮮明に
モア・ザン・ア・フィーリング
それは知覚を超えたもの
あの懐かしい曲を聞くと・・・
モア・ザン・ア・フィーリング
そして僕は夢見はじめる
モア・ザン・ア・フィーリング
マリー・アンの記憶が薄れてゆく
部屋を出て行くマリー・アンの姿が目に浮かぶ
考え込むことに疲れたら
僕は音楽にのめり込み、現実を忘れる




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