Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ オーロラの救世主 / エレクトリック・ライト・オーケストラ:1976年作

2023年10月03日 07時00分00秒 | 1970年代の洋楽
華麗なる守備
自分が獲れる範囲は全て3塁ゴロ、それが2塁ゴロであろうと!(OvO)
本来、ピッチャーが獲るような3塁寄りの高いバウンドは「これぞ3塁手の見せ所」と豪語!(^O^)
ただし、見せ場のない内野フライはショートまかせ!(*^^*)
後にも先にも、平凡な内野ゴロをさばくだけで、お客さんを喜ばせたのは長嶋茂雄ただ一人!
たまに平凡な正面の凡ゴロを大トンネルすると、足を開いて股ぐらから後ろを覗きこむ・・・それを見て、お客が大笑いする!
当時は、3塁前にゴロが転がれ、ゴロが転がれと願っていました!

今日は、平凡なゴロさえ、その華麗な守備でファンを魅了した長嶋選手と同じように、ごく普通の曲でもマジックを使って、魅力ある曲に大変身させるバンドの紹介です。

 【 Album Data 】
リリース:1976年9月11日(英国)、9月12日(米国)
チャート:Billboard 5位、英国6位


原題をやりたい邦題 !?
さて、今日ご紹介する曲は、ELOの1976年作の「オーロラの救世主 Livin' Thing」
この曲は、同年にリリースされた同名タイトル『オーロラの救世主 A New World Record』に収録され…んっ?あれっ?
紛らわしいことに、このシングルとアルバム、邦題が一緒ですが原題の英語タイトルは別なんですね!
「あのアルバムタイトルは気に入ってる。 何とか似た様な良いタイトルはないだろうか? ええ~~い、同じタイトルにしてしまえ! 誰も気づかんやろ!」と思ったんでしょうか?
気づくっちゅうの!(^O^)
これって、、、レコード会社の手抜き?

レコードが工場から出荷されるまで、ライナーノーツや邦題など、どんな手順で事が運んで行くか知るところではありません! しかし、誰のアルバムのライナーノーツだったか忘れましたが、「今、試聴盤を聴きながら」といったような文章を読んだ事がありますから、これに関しては、最低限の情報を元に早い段階でライターが書き上げて行くんでしょうね。
「それじゃあ、邦題は、何時誰が決めるの?」~わたしゃあ、その現場に立ち合ってみたい!(#^.^#)

【 Single Data 】
リリース:1976年10月(米国)、11月13日(英国)
チャート:英国4位、Billboard 13位

この「オーロラの救世主」という曲、名前が大袈裟な割に、よくよく聴いてみると、曲調はミディアム・テンポの美しいメロディを持った極ありふれたもの・・・
ただし、ELOの場合、ここからが勝負!
いかに装飾してELOサウンドにするかが、腕の見せ所なんですね!(^O^)

平凡な内野ゴロの捕球や空振りの三振さえ、名場面にしてしまう長嶋さんと同じだな!(笑)


綺麗なオネエチャンのストリングス隊と美人バック・コーラスを従え、ハーレム状態の幸せそうなジェフ・リンのLIVE ! です!

オーロラの救世主
/ エレクトリック・ライト・オーケストラ

波の背に乗って流されてゆくと
まるで魔法のよう
回って滑って進んでゆくと
まるで魔法のよう

君と君の優しい炎
僕をどこまでも燃やす
生きる証
失うのを恐れていた
与え合う情熱
それがもうないなんて

これが君の望んだことだと信じよう
あの別れの日
二人の道は一つだったのに君は振り返った
あの出会いの日を

君と君の優しい炎
僕をどこまでも燃やす
生きる証
失うのを恐れていた
与え合う情熱
それがもうないなんて

飛び込むんだ坂道を転げ落ちる前に
流れに乗ってゆくんだ
彼女を行かせろ 全てを台無しにしちゃあいけない
ただの悪い夢なんだから

君と君の優しい炎
僕をどこまでも燃やす
生きる証
失うのを恐れていた
与え合う情熱
それがもうないなんて




コメントを投稿