Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ 青春の影 / チューリップ:1974年作

2023年01月25日 12時57分29秒 | 邦楽

懐かしい邦楽:009 〜 心にしみる曲


日本のアーティストで、“ビートルズ愛”を公言する人は多いけど、チューリップほどそれを剥き出しにしたバンドはないでしょう。 例えば、彼らが出した『ぼくがつくった愛のうた』というアルバムは、ビートルズアニメ『イエロー・サブマリン』を意識して作られており、中身はブックレットで絵本の様になっていて、その物語に沿って曲が作られています。 更に「この曲のギターは、あの曲のギターの使い方にそっくりだな」等々、ビートルマニアなら、思わず微笑ましく思ってしまう曲がたくさん存在しています。
今日ご紹介する「青春の影」は、明らかにビートルズ「The Long And Winding Road」を意識して作られた詞であり曲だと思います。 曲全体は「Let It Be」の様でもあり、何れにせよ名曲であることには違いありません。

一体どっちだ?
日本の曲には珍しく、詞の意味の解釈で真っ二つに割れているのがこの曲です。
歌詞の最後の2行が「これからの僕はただの男」「これからの君はただの女」となっていることから、“結婚の決意ソングだという説”“いやいや結局は別れてしまったんだ説”の二つの解釈が生まれてしまいました。
実際に「青春の影 歌詞の意味」で検索するといっぱい出て来ますよ!
何方の言い分にも説得力あるから笑えて来ます(^O^)
僕自身、常々、歌詞の解釈には正解も間違いもないと思っています。
ただひとつ間違ってないのは、こういった論争が起きてしまう程、皆、この曲が名曲である事を認めているってことなんでしょうね。

 

青春の影 - チューリップ

 

 



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (naotomo3451)
2023-01-25 22:28:14
この曲大好きです!歌詞に惹かれました。あーだから今夜だけは~を筆頭にチューリップは大好きです。
一番好きなのは財津さんソロの「サボテンの花」かなぁ。インディーズの頃からのファンも友人にいました。懐かしいです。
返信する
Unknown (ikenaijoni)
2023-01-26 07:24:19
@naotomo3451 さんへ
参考まで〜こんな音源もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=1BChJnI6B_0
チューリップの前身“フォーシンガーズ”が、「ヤマハ・ライト・ミュージック・コンテスト」に出演した時のもので、フォーク部門で6位入賞しています。
因みに1位赤い鳥、2位オフ・コース(この時は3人、後に1人脱退)という豪華な出演者。
返信する

コメントを投稿