貢献が大
ビートルズにおいて、ジョージ・ハリスンを語るとき、殆どの方が、名曲「Something」とインド音楽、あるいはシタールの導入といったところを挙げると思います・・・
勿論、それを否定するつもりはありません!
“デビュー当時は、上手く曲を書くことも出来ず、花開くのは中期以降で、徐々に力を発揮するようになり、「Something」という名曲を生み出すまでに成長した・・・”
確かに曲作りという面では、こういった見方が妥当のように思います!
しかし、ビートルズ・サウンドの構築という面では、初期の初期からジョージの貢献が大なのです!
今日は、歌い回しが絶妙なジョンのヴォーカルと、ジョージのギターが作品をお洒落に演出した、デビュー当時の傑作を・・・
初期ビートルズの人気曲
ビートルズ・サウンドを再現しようとする時、インスパイアされる曲は、決して大ヒット曲とは限りません。 不思議なもので、寧ろ、アルバムの中の1曲が高頻度で使われています!
その典型例が、ハーモニカが際立つ「恋する二人」と、今日ご紹介するジョンのヴォーカルに特徴がある「Ask Me Why」です。
語尾の歌い方
"I Love You uhuhuhuh"の"uhuhuhuh"といった語尾の歌い方がアクセントとなり、頻繁にブレークが繰り返される。 そのバックの主役が軽やかなジョージのギター、しかし、あくまでも控え目・・・
これが同時期の他のロックンロール・バンドには無い、お洒落感が漂うサウンドなんですよね。
「この曲が好き!」というビートルズ・ファンは多いと思いますよ!
この曲を初めて聴いたのがFMラジオの“ビートルズ特集”~最初に好きになったビートルズの曲となりました!
EMI での初レコーディングでも演った!
この「Ask Me Why」は、ビートルズがデビューする前から、レパートリーとして演奏されていることが記録されています。
1962年6月6日、EMI での初レコーディングにおいて、この曲を「Bsame Mucho」、「Love Me Do」、「P.S. I Love You」と共に演奏しています。
Ask Me Why - The Beatles
アスク・ミー・ホワイ / ザ・ビートルズ
愛してるよ
だって君は僕が望むとおりの言葉を聞かせてくれる
本当だよ
僕を見てればわかるだろ
もう決して
決して寂しい思いをしないよ
今、君は僕のもの
幸せすぎて涙が出そう
そのうち
君にもその理由がわかるよ
僕は悲しくて泣いてるんじゃない
初めてホントの恋を知ったんだよ
君の恋人になれるなんて信じられない
これで惨めな毎日にサヨナラさ
どうしてって聞かれたら 君を愛してるからっていうよ
いつでも君のことを想っていると
愛してるよ
だって君は僕が望むとおりの言葉を聞かせてくれる
本当だよ
僕を見てればわかるだろ
もう決して
決して寂しい思いをしないよ
どうしてって聞かれたら 君を愛してるからっていうよ
いつでも君のことを想っていると
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