Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ ドント・バザー・ミー / ザ・ビートルズ:1963年

2023年06月29日 07時00分09秒 | 『With The Beatles』
 【 Album Data 】
リリース:1963年11月22日
チャート:全英1位

第三の男
脚光を浴びていた二人の影に隠れていて、目立たなかった男が、ある時を境に表舞台に・・・
そんな状況を人は『第三の男が登場した』と云う!

今日はソングライティングの面で、ジョンとポールが引っ張るビートルズで、それまで、鳴りを潜めていたジョージ・ハリスンを表舞台に登場させた曲の紹介です。

音楽雑誌『マージー・ビート』
ジョン・レノンアート・カレッジ時代の友人ビル・ハリーが創刊者であり編集長であったのが“マージー・ビート誌”、地元リバプールの音楽ファンの間で大人気を誇っていました。

ハリーからジョージへ
ある日、その彼からジョージに宛ててこんな内容手紙が届いたそうです・・・
「ジョンとポールは曲を書くのに、どうして君は書かないんだい?」
その彼への返答として書き上げたのがこの曲とのこと・・・
「Don't Bother Me! ほっといてくれ!」(^O^)

ほっとけないジョージ
ジョージ自身が「僕でも曲が書けるかどうか試した」と言ってる様に、彼が生まれて初めて書いた曲、更に彼は「あまりいい曲とは言えない」と付け加えました。
勿論、シングル・カットされるような曲ではないかも知れませんが、あのレノン=マッカートニーの作品や過去の名曲のカバーに挟まれ、何の違和感も感じさせない~これだけでも作曲家デビューの曲としては合格点に達してると言っていいのでは・・・

デッカのオーディションでは、緊張するメンバーの中で、一番ノビノビとプレイし、度胸満点なところを見せたジョージでしたが、この初のオリジナル曲「Don't Bother Me」のレコーディングでは緊張しまくり、何度もテイクを重ねたとか・・・
女性ファンには、こんなところが「ほっといてくれ」と云われても、「ほっとけない可愛さ」を感じるという事なんでしょうかね?(笑)


ドント・バザー・ミー / ザ・ビートルズ
彼女が去ってからというもの
誰にも話しかけてほしくないんだ
以前の僕とは違うんだ
でも悪いのは僕なのさ わかってる
向こうへ行ってくれ 放っといてほしい
僕にかまわないでくれ

彼女が僕から去っていくなんて
信じられやしないさ
毎晩ひとりっきりで過ごすなんて
そんなのひどいよ
君を構ってる暇はないんだよ
僕にかまわないでくれ

彼女を取り戻せなかったら
僕は二度と立ち直れない
だって あの娘は
僕にとってたった一人の
恋人なんだもの

彼女が帰ってくるまで
お願いだからそばに来ないでくれ
彼女が帰ってきたら
すぐに知らせるから
それまでそっとしといてほしい
僕にかまわないでくれ

君を構ってる暇はないんだよ
僕にかまわないでくれ

彼女を取り戻せなかったら
僕は二度と立ち直れない
だって あの娘は
僕にとってたった一人の
恋人なんだもの

彼女が帰ってくるまで
お願いだからそばに来ないでくれ
彼女が帰ってきたら
すぐに知らせるから
それまでそっとしといてほしい
僕にかまわないでくれ





2 コメント

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Unknown (naotomo3451)
2023-06-29 12:44:41
こんにちは!
ジョージ・ハリスン、私の周りには結構カッコいいと言う人がいました。ジョン・レノンの存在感、ポール・マッカートニーの華やかさ(愛らしさ)と比べても負けないと思います。4人とも本当に凄い人だと、最近ますます思うようになりました。なおとも
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Unknown (ikenaijoni)
2023-06-29 16:23:10
@naotomo3451 さんへ
こんにちは♬
ビートルズを売り出すことにあたって、プロデューサーのジョージ・マーティンは、当初はそれまでのバンドの慣習に従い誰をメイン・ヴォーカルにするか考えていたそうです。しかし、それぞれが魅力的だったことから、彼ら全員の魅力を売りにすることに方向転換したそうです。
今風にいえば、見た目は完全に“インスタ映え”するバンドですね。
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