今日の私

私の精一杯のイキイキな毎日

高校生の娘の話

2014年01月23日 | Weblog
娘、帰宅したら、その日あった出来事を機関銃のように話す。
それは、楽しい事であったり、困った事であっり、いやな事であったり…。
様々な話をする。
高校生と言う年齢の難しさや楽しさが十分に伝わってくる。

昨夜も、いつものように話してた。
その中で、再来週から北海道への修学旅行の自由行動をする班割の話をしてた。
自分の好きな友達とのグループを作るらしくて、
仲良しの4~5人組でグルーブを作るらしい。
娘は、同じ部活の仲間や、いつも話している友達と一緒になって
すごく楽しみだと話す。
その班決めの中で、ある一人の女の子が泣いたらしい…。
その泣いた子は、普段から、少しみんなから離れていて、
グループに入れなかったようだ…。
自分が入れてもらえると思っていた、おとなしい友達の輪に
足を進めたが、露骨に逃げられたらしい。

さて、この状態をみて、娘はどうしたのか?
娘は、かわいそうに思った。
でも、楽しくなるはずの自由行動が、その子を誘う事によって、
楽しくなくなるかもしれない…。これは普段の行動から
そう感じたらしい。たぶんみんなも感じていた。
もし、自分が誘ったら、今度は同じグループの子からの反感をくらう。
可愛そうに思っても、次の行動がとれなかった。
私は、娘に
『その子の涙の意味もじっくり考えてあげれる?』
と言うと
『わかってるよ!わかってるけど、どうする事も出来なかった。
 もし、おかんなら、そんな時、自分の事を二の次にして、
 その子に声をかけた?楽しい楽しい修学旅行やで?』

…。確かに…。
第三者であるからこそ、言えた言葉かもしれない。
当人だったら、できなかったかもしれない。
いや…、出来ない。

本当に難しい問題だなぁと痛感した。
言葉では、いくらでも素敵な事を言えるもんね…。
言葉では、いくらでも、立派な事を言えるもんね…。