政府のコミュニティ施策

月曜、午後から、講義と演習。政府のコミュニティ施策の嚆矢は、６９年のコミュニュウティ施策というが本当か？
７０年代の、反公害等の住民運動のあおりを受け、地域政策の必要性がいわれ、誕生したのが、コミュニティ策だという。
１９６９年に国民生活審議会の調査部会に、コミュニティ問題小委員会というのがあったそうな。
その報告書「コミュニティ　　生活の場における人間性の回復」がその年の９月に出されたが、これが国や自治体によるコミュニティ施策の始まりと位置づけられているのだという。
コミュニティは、何らかの共通目的を持った構成員間に信頼感のある地域性を持った集団、と捉えて良いのだという。
しかし、これまでは理念的で、実践に役立たない方法論ばかりで、実情に有効性を発揮できないコミュニティ論や施策が続いているという。
そうかもしれない。

智頭の協同の地域づくりの事例は面白かった。