他社との差別化提案やら9つの提案を行った。
学生としては良くやったと思う。
ただ杉野社長の欲しかったのは、何かピンとくるもの。
あれやこれやは船井総研もやっているけど、これ一つ、というものが欲しい。
皆杉野社長の話に聞き入る。
「ちゃんこ宮登」は、9人の学生と、金子教授、ラウンド1稲垣さん、長安さん、それに東証1部上場したという、エスケイジャパンの久保社長。アスリートワンの牛窪社長、等々とで。
確かに仙台点は、立地が厳しい。ロードサイド店なら、イオンなどと同様のデベロッパーをやるか?
SCのオーナーも悪くはない。
アミューズメントとしての業態はもうできあがっているのだろう。
しかし、わくわく感がないコーナーもある。
滞留時間を長くするには、どういった人たちと来るか?
そのそれぞれにどのような提案ができるか?
女性や少学生前までの子供を持つファミリーにターゲッティングしたらどうなるか?
「ラウンド1」はもともとダンディ、男性的イメージ。
それが中心となっているだけに、仙台点はそのキャラを転換するのかどうか?
福島店の動向を見て決めればいい。
来年末には開業したい。
4000坪の敷地にどのように展開するか?
ロードサイド店と位置づける。
今日は福島店の開店だという。
杉野社長の、「何か一つ、琴線に触れるものがあればいい」
これはたぶんに、杉野さんの好き嫌いも入るが、しかし、それがこの会社の原動力のような気がする。
一点、なにか?
これにどう答えるか?
総合的に考えれば考えるほど、回答はなくなるようだ。
女性、森の都イメージ、無料回遊バス、WEB、それに飲食だろう。
ただ、杉野さんのおもしろいのは、飲食といっても、「じゃ一つ、これだというメニューをあげてもらいたい」、ということ。
また「女性・ファミリー」といっても、これだというもの一つあげよ、ということ。
このセンスを求めて、杉野さんはわざわざ、大枚をはたいてきたのだ。
そうした意味で、うちの学生はまた宿題を預けられた。
理性で考えるのではなく、感性で考えて欲しいのだ。
杉野社長と一緒で、いい実学ができたと思う。
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