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雨上がりで蒸し風呂に入っているような気分。
文鳥の鳥かごの温度計を見たら、80パーセント近い湿度。
朝からもったいないがエアコンのスイッチをオン。
朝食を食べた後、ポーとして何もする気がしないが、
7月には法事があるので、早めにカットに行っておこう。
私はいつもカットだけで、髪が傷むのでパーマや毛染めはしない。
行ってみると先客が一人カーラーを巻いてもらっていた。
しばらくかかりそうだったので、スマホを手に取った。
真っ白な髪をした先客は、
まるで鉄砲玉みたいに早口で次から次に喋りまくっている。
多分、家ではしゃべる相手が誰もいないのではと思ってしまう。
美容室の先生は、タイミングよく相槌を打ち、話相手になりながら手際よく髪の毛を巻いて行く。
美容室はおしゃべりサロンだ。
昔、クリーニングの受付をしていた時、それこそ立て板に水の如くよくしゃべったり、次の客が来るまで愚痴っていたりする客が結構いた。
一緒に仕事していた私の相棒は、「愚痴を聞くのも商売。」と手をとめていつまでも相手になっていたが、yシャツ1枚持ってきて延々と時間を取られるのにはチョット閉口したものだった。
どんな無理難題を言われても、まともに言い返したり、自分が取次していない品物でも弁解は出来なかった。
相手の言うことをひたすら聞く。
場合によってはまずは謝る、
下手に弁明しようとすると、後は倍々の雨嵐になるからだ。
「シミが落ちていない。」「ボタンがなくなっている。」「急ぎの品が来ていない。」「品物が変色している。」「クリーニングで服が破けた。」etc・・・。問題はいくらでも出てきた。
当たり障りなく機嫌を取ってなるべく早くお帰り頂くようにする。
サービス業は忍耐力を養える。ブチ切れたら絶対ダメなのだ。
結構大変な職場だったが、毎日変化があって面白かった。
若い時我がままで言いたいことを言っていた私が、こういう職場で働くことで忍耐力は少しは養われたのではないかと言う気がする。
私が専業主婦でいた期間はほんの2~3年。
仕事もしくはボランティアに従事していた。
子供が小さい一時期、
近所の人たちと競って内職に励んだこともあったが、
これだけは後で考えるとバカみたいだったが、忍耐と労力がいる割にこんなお金にならない仕事もあるといういい経験になった。
現在でもやることがあるのはありがたいと思う。
とにかく若い時に何でも経験して損はない。
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髪を切ってサッパリした気分でお店を出たが、ウンザリの暑さだ。
さて、どうやって、3か月過ごしたらいいだろうか。
午後から退屈しょのぎにアニメみたいな絵をPCで描いていたら、
爺様「エエ年してそんな絵を描くんか?」だって。
ほっといてほしいんだけど。(笑)
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